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潤沢な愛‐19

[2114]  ピューマ  2009-06-12投稿
少年と少女が暮らすアパートからは離れた場所。
あの廃工場には、未だ男たちの笑い声、怒声が聞こえていた。

そして、笑子の喘ぎ、泣き叫ぶ声も。

「あん…!ぁぁああ!!いやぁああ!!ナカに出さないで!!」

「まだ言ってんのか…よ!!ぁあ!」

「ぅああぁあ!!んん…!!ぁ…ぅ…」

笑子の膣から太ももの内側を伝い、止め処もなく膣内射精された精子が流れ出ていた。
笑子の足下には精液の水溜まりが出来ていた。

笑子は裸体のまま男たちが持って来たパンにかじりついた。

「今日は午後からサラリーマン50人程度だ。いつもより全然少ねぇな〜良かったじゃねぇか?」

笑子は笑った。
涙が止まらず流れ続けているのは、
『あの日』からだ。



同日夜11時。

「笑子ちゃん…!!ホラ、おじさんのペニス気持ち良いだろ〜!?えぇ!?」

「ぁあ………最…高で…す!ぁあ!」

男は笑子の中に射精した。

笑子はぐったりと体を地面に横たえた。

「ぁ………!ぁ…………」

微かに笑子は満足気に帰っていく男を見た。
次の瞬間には笑子の意識は無くなっていた。





少女は突然の悪寒で目が覚めた。
全く心当たりのない不安がよぎる。

「どうした?」

「うん。なんか、ヘンな感じで…」

少年も横になり少女と目を合わせる。

「なんだろ、誰かに起こされたみたいな、不思議な感覚」

少女は少年にくっついた。

「幽霊って事?ハハハ。今まで出なかったんだから、今さら出ないよ」

「幽霊じゃないの。どう言えばいいのかな…誰かの声が聞こえて」

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