ずっと好きだった…3
2月の事だった。
珍しく彼女からメールがきた。「りゅう兄、来週飲みに行かない?」
来週は仕事が忙しい。なんとか空いてる日を見ると、久しぶりの恋人とのデートの約束で埋っている。
「他の週にならないか?」「再来週から仕事忙しくなるからしばらく無理。その前にりゅう兄に会いたかっただけなの。特に用事もないのに急にごめんね。」
会いたかっただけ…その一言が嬉しくて、すぐにメールを返した。
「夜からなら水曜日が空いてる」「いいの?りゅう兄、もしかしてデートじゃないの?Nと会うより彼女優先だよ〜」
「違うよ。何時に待ち合わせる?」「私その日上がるの早いから、りゅう兄の時間に合わせる。ほんとにデートじゃなかった?」
「じゃあ8時に」「分かった、楽しみにしてる。急なのにありがとう。」
N(彼女)とのメールの後、俺は恋人にデート中止のメールを送った。向こうも忙しいから、深夜なのに返事はなかった。多分お互い29才、歳が歳だから恋人の席を埋めたいだけなんだろう。
珍しく彼女からメールがきた。「りゅう兄、来週飲みに行かない?」
来週は仕事が忙しい。なんとか空いてる日を見ると、久しぶりの恋人とのデートの約束で埋っている。
「他の週にならないか?」「再来週から仕事忙しくなるからしばらく無理。その前にりゅう兄に会いたかっただけなの。特に用事もないのに急にごめんね。」
会いたかっただけ…その一言が嬉しくて、すぐにメールを返した。
「夜からなら水曜日が空いてる」「いいの?りゅう兄、もしかしてデートじゃないの?Nと会うより彼女優先だよ〜」
「違うよ。何時に待ち合わせる?」「私その日上がるの早いから、りゅう兄の時間に合わせる。ほんとにデートじゃなかった?」
「じゃあ8時に」「分かった、楽しみにしてる。急なのにありがとう。」
N(彼女)とのメールの後、俺は恋人にデート中止のメールを送った。向こうも忙しいから、深夜なのに返事はなかった。多分お互い29才、歳が歳だから恋人の席を埋めたいだけなんだろう。
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