プロフェッサーMARUKO
先生の様子がおかしいのは、全部僕のせいだ。
僕がやってしまった事だ。
でも、先生は、それが僕だとは知らない。
僕は、精神科の医師を目指している医者の卵だ。
先生は、大学病院の外科の助教授で、主に、症状と診断、要するに、内科と外科の境目を教えてくれている。
凄く美人と言うわけじゃ無いけど、めがねがよく似合う。
それに、少し根暗な感じがする。
だから好きになったんだ。
奴らに先生の事を話したのが間違いだった。
薬をかすめ取るのには、少し技術がいるが、でも、麻薬や毒薬でない限り、集められる物なのだ。
僕も頭痛薬くらいはかすめた事がある。
彼らに会ったのは、女子医大との合コンの時だ。
僕らは、お決まりの人数合わせ。
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