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魔女【26】

[2172]  CORO  2009-08-02投稿
佐倉の手が、
あたしの着ているものを剥いていく。


Tシャツを脱がせ、ブラを外すと、

自分も合わせて、上半身裸になった。


服の上からはわからなかったけど、
鍛え上げられた筋肉質な身体。


スラックスも脱いで、
トランクスだけになった。

あたしの上に重なり、
じっと目を見つめる。


あたしは目を閉じて、少し唇を突き出す。


佐倉はキスをしながら、

あたしのジーンズに手をかけた。


あたしは、少しお尻を浮かせて、佐倉に協力する。

あたしの身体から、
全ての布切れが剥がされた。

佐倉が熱い視線で見つめる。


「千絵ちゃん…。すごく、可愛いよ」


右の掌が乳房からお腹を伝い、
薄い恥毛を撫でる。


太腿を割り、
クレバスの中に指先が侵入してくる。


溝に沿って撫でられて、あたしの全身が粟立つ。


あたし、

溶けてしまう…。


乳首を吸われ、

指でクリトリスを刺激されただけで、

たちまち昇り詰めそうになった。


「ああっ!佐倉さん…。すごくいい!気持ち…いいよぅ!」


佐倉の指の動きに合わせて、

ぴちゃ…、ぴちゃ…、ぴちゃ…、

って、
恥ずかしい音が、聞こえる。

「ヤダ、恥ずかしい…」

あたしは甘えた声で訴えた。


「欲しくなった?」


佐倉が訊ねた。


「イヤっ!そんなこと…」


あたしは顔を背ける。


「じゃあ、やめちゃおうか?」


「もうっ!いじわるなんだから…」


「じゃあ、どうして欲しいの?
ハッキリ言って…」


あたしは、おねだりをする。


「入れて…、欲しいの」


「わからないなぁ…。
何を、入れて欲しいの?
はっきり答えて」


「千絵の…、」


あたし、すごく恥ずかしくて、口ごもってしまった。


どうして?

達夫の時には、ポーズだけで、
抵抗なんて、感じなかったのに…。


佐倉さんだと、なんでこんなに恥ずかしいんだろ??


でも、言わなきゃ。

でないと、

あたしが欲しいもの、

入れてもらえない…。

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