魔女【35】
中学三年生になったあたしは、
自分で言うのはちょっと抵抗あるんだけれど、
かなり『いい女』に成長していた。
身長は150センチで相変わらずチビだけど、
B85、W56、H80と、
均整のとれたボディーは、中学生離れしていた。
(?現在のJCは、背も高く、スタイルも抜群の女の子が多いが、この作品の時代のJCなんて、殆どガキみたいだった)
顔立ちもまあまあだったから、
あたしに告白してくる男子は、結構多かった。
だけど、
あたしにはパパがいる。
当然、彼氏を作るなんて考えられなかった。
それに、
セックスの喜びも、
そこから派生する苦しみも経験してしまったあたしにとっては、
同級生は子供っぽ過ぎて、
恋愛対象にはならなかった。
微妙なバランスの上に成り立っていた、
小さな幸せが崩れ始めたのは、
冬休みが間近に迫った、12月だった。
その日は、友達と忘年会。
みんなでカラオケで騒いで、
初めてのお酒に、ちょっといい気分になって、
あたしは駅で電車を待っていた。
パパには、ちゃんと、帰りが遅くなるって言ってたけど、
早く逢いたくて、二次会は断って帰ることにした。
反対方向に向かう電車が来て、
あたしは何気なく向かい側のホームに目をやった。
そして、電車が発車したあとのホームに、
パパの姿を見つけた。
知らない女の人と、親しげに腕を組んでニコニコしてるパパ…。
どう見ても、ただの友達じゃなくて、
明かに恋人同士…。
パパ……、どうして。
あたしの中で、何かが切れた。
あたしは、二人の後を追って、改札を出た。
パパと女の人は、
繁華街とは逆の、住宅街へと入っていく。
何処へいくんだろう?
☆このサイトは検索機能がありません。最初から読んで下さる方は、下記のURLからお願いします。
魔女【1】のページ
http://sexy.tagajo.tv/mobile/novel.php?p=14&cate_cd=0&id=7842
自分で言うのはちょっと抵抗あるんだけれど、
かなり『いい女』に成長していた。
身長は150センチで相変わらずチビだけど、
B85、W56、H80と、
均整のとれたボディーは、中学生離れしていた。
(?現在のJCは、背も高く、スタイルも抜群の女の子が多いが、この作品の時代のJCなんて、殆どガキみたいだった)
顔立ちもまあまあだったから、
あたしに告白してくる男子は、結構多かった。
だけど、
あたしにはパパがいる。
当然、彼氏を作るなんて考えられなかった。
それに、
セックスの喜びも、
そこから派生する苦しみも経験してしまったあたしにとっては、
同級生は子供っぽ過ぎて、
恋愛対象にはならなかった。
微妙なバランスの上に成り立っていた、
小さな幸せが崩れ始めたのは、
冬休みが間近に迫った、12月だった。
その日は、友達と忘年会。
みんなでカラオケで騒いで、
初めてのお酒に、ちょっといい気分になって、
あたしは駅で電車を待っていた。
パパには、ちゃんと、帰りが遅くなるって言ってたけど、
早く逢いたくて、二次会は断って帰ることにした。
反対方向に向かう電車が来て、
あたしは何気なく向かい側のホームに目をやった。
そして、電車が発車したあとのホームに、
パパの姿を見つけた。
知らない女の人と、親しげに腕を組んでニコニコしてるパパ…。
どう見ても、ただの友達じゃなくて、
明かに恋人同士…。
パパ……、どうして。
あたしの中で、何かが切れた。
あたしは、二人の後を追って、改札を出た。
パパと女の人は、
繁華街とは逆の、住宅街へと入っていく。
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