官能小説!(PC版)

トップページ >> 人妻 >> 防犯カメラの女[一]

防犯カメラの女[一]

[3494]  多岐川 栞  2009-08-17投稿
…あぁ、あの女はテニスをするのか…しかし、いい女だ。…ヒップの位置が高い!…スラリと伸びた両脚。スポーツで鍛えた脚線…まだ35才前か…

松木猛は店長室にいた。
店内に設置した防犯カメラのモニターで女の姿を追いながら、昨夜飲み過ぎのこめかみを押さえる

府内にあるショッピングセンターの店長が本社に集められ売り上げが伸びないことを皮肉られ『情熱なき者は自ら去れ!』とまで言われ店長五人で会議後、ミナミで飲んだのだった。

何度も再生使用するためにテープ映像は鮮明さを欠く。が、この女だけは猛には即座に見分けられる。髪型と脚線、スレンダーなボディライン…。

いつもなら女がモニターで確認出来ると、ユニフォームを脱ぎ、お客を装い女の居るコーナーに直行する。気付かれないように…女の回りで商品を手に取り、女の香りを嗅ぐ。何よりも女の唇の形が肉感的で好きなのだ。

香りも唇もモニターには映らない。…………香りと言っても香水、コロンの臭いではない。
微かに匂う汗ばんだような体臭である。

唇も…芸能人で唇で演技する女優がいるが、例えば高島礼子、篠原涼子、歌手では高橋真利子など、あの唇だ。
あの唇でペニスをくわえて、見上げる視線を空想してしまうのだ。

女は二日に一度来店する店の上得意さんだ。
時間は決まって 10:30。
野菜など生鮮食料品コーナーから、ワゴンを押し始める…。

二日酔いのため、今日はずぼらをして…この部屋から女を観賞することにした。…全てのカメラを女の動きにコントロールした。
女をヒロインにした映画の監督になったような気分だった!女の魅力を最大限引き出してやろう!

* * *
「あら、そうなの?…ええ、判った。明後日ね?
食べたい物、ない?…あれば…準備しま…」
志乃が言い終わらない内にプツンと電話は切れた
夫は出張から今夜遅く帰宅する筈であったが、予定が狂って明後日に延びるとの電話だったのだ。
以前はこうではなかった
出張先からは、いや会社にいる時でも、日に二度は夫から電話があったし、夕飯のメニューも食べたい物を教えてくれた。
夫の退社時間に合わせて待ち合わせ外食もした

感想

感想はありません。

「 多岐川 栞 」の官能小説

人妻の新着官能小説

新着官能小説作品

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス