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ヒトナツのコイ-笑顔-

[2390]  moon  2009-08-30投稿

「やっ……んッ……!」


また指を入れた。

少し、きつかった。


溢れた液を利用して何度も擦って、亜也が首を横に振るまで攻めた。


「…………も、ぅっ……ダメ、……しゅッぅ…ッ…」




「―――――――ァア!」



俺は自分のを亜也にねじ込んだ。


奥に奥に突き、逃げるように感じる亜也の腰を押さえ、壊す勢いで彼女を酷く抱く。


「ひぁっ アッッ… ぁんん……ッ ッん は…… !」


横にしてハメると、入り口を指先で刺激した。


いつの間にか、また、ツ―――と、透明の液が太股を伝い、シーツを汚していた。




「柊…… ぅン…く …ッ…… ふ、ぁ アッ…ッ 」




締め付けられる。

一瞬で、俺はイッた。

けど熱は治まらなくて――――――。

また攻め続けた。
彼女がイク毎に誘われては果てて。



何度、抱いただろう。



ゴムもつけず、ここまで燃えた夜は、今までになかった。




―――――朝。
起きると彼女はいたけれど、既に服を着ていて。

「帰るね。」
と一言。

静かに部屋を出ていった。


初めて見た笑顔。


穏やかな顔。



忘れたくない。
――――また会いたい。




でも。


きっと彼女は、俺のモノにならないんだ。



ベットに微かに残る彼女の香水の匂いが、ツンと胸に沁みた。

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