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夜這い (八)

[4914]  美菜子  2009-08-31投稿
頑として、拒否すべきだったのか!
幼稚な選択だったのか?
私は湯舟に深く顔を沈めた。年老いた義父母は亡き息子の代わりに他の男を嫁である私に宛がってでも寂しいさを解消して、何時までも一緒に暮らしたいと言う。
最後を看取るまで一緒に暮らすことは、嫁として当然のことである。
夫は亡くなったとしても他の男に抱かれると言う事とは無関係にだ!
抱かれたいなら、この家と離縁をして、新しい人生を選ぶべきなのだ。
年老いた義父母を捨てて!
「村八分」と言う慣用句がある。
村民として、十箇条ある付き合いの内、二箇条を除いて、八箇条の付き合いを一切しない。除け者にする。と言うことだ。
それ程の悪事を働いた罰であるが、それ程の悪人でも二箇条だけは付き合うと言う。
では、その二箇条とはなにか…人が死んだ時と火事については互いに助け合おう、と言うのが村八分である。その名残なのだ、島民、村民が互いに困った時は助け合う、セックスの不満であっても、当事者以外は秘密を守り、慰め合う!

私は島に嫁に来た人間だ
考えまい!
何も考えないことにしよう!これから忍んで来る男に抱かれると言う高揚、緊張をほぐすつもりで煽ったビールでの火照り
…私は冷水のシャワーを頭から浴び続けた……。
一層、身体の火照りは高まっていくばかりだった

私は紐パンティを穿いて、ブラジャーは着けなかった。タオル生地の寝巻を着た。オシャレなドレス風だ。
仏壇の扉は閉めた。
部屋は豆球だけの明るさに落として布団に横になった。
身体は火照り、鼓動は早まり、神経は研ぎ澄まされていく。
庭で鳴くコオロギの鳴き声が姦しい程だ。

壁の時計の音もコチコチコチとハンマーで石を打つような音に聞こえた。
針は 9時50分を指している……。
ガラス戸がジリジリと開いた。ドキンと動悸!
「失礼します!美菜先生…美菜先生!」
低い男の声!
「ハィ!さとるさん?」
私はかすれた声をかけた
「悟です!あー、よかった!起きててくれたんだね!心臓、バクバクだ。
ちょっと、ごめんね、決まりごとやけん!」
悟はそう言うと仏壇を開いて、線香に火を着け、合掌してぼそぼそと何か呟いている。手首には自分の数珠を掛けている

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