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白日夢 【6】

[2291]  講師:匿名  2009-09-22投稿
実際は 30秒だろうか。
男が口を開いた。
「あんたが 作ったんか」真っ黒い髭づらの中の澄んだ目が私を見つめたまま言った…。。。
「私が握りました。下手くそです。形も味もまずいですが…沢庵や梅干しは専門家が作りました。スーパーの」
私が言うと男は
「いいや、旨そうだ!貰っていいか?」
と言ってペットボトルのキャップを捻った。

「どうぞ。宜しかったら全部!お茶まだあります」「あんたは?」
「私、食欲ありません」
また、長い長い沈黙が続いた……。。。。
私は気まずい沈黙の中で今後の成り行きを考え、長椅子で頭巾を被ったまま俯いていた。

「山芋掘りでもないあんたに悪いことを言った。農林科の大学を卒業していきなり山に入って…あんたと二つしか違わんのに仙人みたいな暮らしやから不粋者で悪かった」

「いえ、そんなことはありません。…が、私これからどうすればよろしいでしょうか?」
「そうだ。調書を取らせて貰う。事実を認めるサインと拇印を押して貰えば後は、後日ということになります。こっちで下書きを書いて見るから、事実と異なる点があれば指摘して欲しい。ちょっと、待って。免許証など身分を証明するものは」
男は腰を落として、長椅子をテーブルがわりにして書類を書き始めた。

「じゃあ、40才なんですか?山の中だと新聞とかテレビとかは?」
私が話しかけると
「そんなもんは、もう30年見とらん……んと、これでどうかな」
私に鉛筆書きの原稿をくれた。
日時、山林地番、事の成り行きなどが書かれている…私は頷いた。

男は本書にカーボン紙を敷き、その下に下敷きを挟み私に差し出す。
原稿どおりに失敗しないように書き込んだ。
洋式には「農林水産省山林課関東地区〇〇取締……」とか印刷されていた
「住所と氏名はここに書き込めばいいのですね」私が確認して書こうとすると、
「ちょっと、まって!今免許証は持ってない?!」
「ここに書いたように、あんたは罪を犯したことは認める?があんたを証明するものは何もない!
書いた物に意味はない!
…どうかな、山で犯した罪は山で禊ぎ綺麗な体で帰らないか?…ここで私に抱かれてみないか」

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