あなただけに 2
今は彼女がいないんだそうだ。
そりゃあセックスは人並みに気持ちいいから、アタシもその瞬間はいい。だけど、その後が空しくて、泣きたくなる。
そんなアタシを見てオドオドしてる伸二もムカつくけど、もう開き直るしかなかった。
「麻緒、ヤらしてよ」
「…いいよ」
今日も始まった。
(あ…あ…あ…)
(ハアハアハア…あ…イクイク!)
伸二は勝手にイッてしまう。と言っても、彼がいくら一生懸命腰を振ったところで、アタシは絶対イケないと思ってた。
「ねぇ麻緒、ジュニアーズのコンサートチケット手に入れたら行ってみる?」
「いいよ。アタシそう言うガラじゃないし…」
「ガラと言うより、お前好きなのかなと…」
携帯の着信画面がそうだった。でも友達がいたずら半分で登録しただけ。アタシは別にどうでもいい。
こんな感じだから、アタシと伸二は、まるでセフレ。
したくなったらやって来るイケメン。彼女が見つかるまでの繋ぎなのだ。
学食で遅い昼食を取っていたら、こんな声が聞こえてきた。
そりゃあセックスは人並みに気持ちいいから、アタシもその瞬間はいい。だけど、その後が空しくて、泣きたくなる。
そんなアタシを見てオドオドしてる伸二もムカつくけど、もう開き直るしかなかった。
「麻緒、ヤらしてよ」
「…いいよ」
今日も始まった。
(あ…あ…あ…)
(ハアハアハア…あ…イクイク!)
伸二は勝手にイッてしまう。と言っても、彼がいくら一生懸命腰を振ったところで、アタシは絶対イケないと思ってた。
「ねぇ麻緒、ジュニアーズのコンサートチケット手に入れたら行ってみる?」
「いいよ。アタシそう言うガラじゃないし…」
「ガラと言うより、お前好きなのかなと…」
携帯の着信画面がそうだった。でも友達がいたずら半分で登録しただけ。アタシは別にどうでもいい。
こんな感じだから、アタシと伸二は、まるでセフレ。
したくなったらやって来るイケメン。彼女が見つかるまでの繋ぎなのだ。
学食で遅い昼食を取っていたら、こんな声が聞こえてきた。
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