官能小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> あなただけに 7

あなただけに 7

[1920]  ザクロ  2009-11-19投稿
「なんだ、オレが出すからいいんだよ」
でも結局ラーメンになった。
「バイト料入ったって言ってたじゃん。もうピンチなのか?」
「あ…その…服買ったから…」
伸二はちょっと考えて、アタシを見た…
気まずい感じがして目をそらしたけど、じっと見てる…
「その服…?」
「あ…まぁ…」
伸二の目が潤んだような気がした。


公園のベンチ
「麻緒、気持ち悪いかも知れないけどさ…その…」
「何?」
「お兄ちゃんって…言ってくんない?」

来たよ…

「ダメ?」
「いいよ…お兄ちゃん…」

コイツ…感激してる…
ま、いっか…
いつもと違う伸二が新鮮だった。
こんなに優しくてウブな男だとは思わなかった…
彼の体の隅々まで知ってるのに、今目の前にいる男は、初めてデートに誘ってくれた彼氏みたいな錯覚に陥った。

だからだろうか…アタシはそれから何度もお兄ちゃんと呼び、伸二の温かい笑顔を引きだそうとした…

「あ、麻緒…」
また何か言うのかな…
「これ、一応プレイだったよな」
「うん…そうだね…」

感想

感想はありません。

「 ザクロ 」の官能小説

恋愛の新着官能小説

新着官能小説作品

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス