疼く? <7>
サンドイッチやペッドの飲料…適当にオヤツになりそうな物をワゴンに入れた。……だが、彰が呟いた「トレーニング用の野菜…」が…どうしても頭から離れない……。
私の足は野菜売り場へとワゴンを押して行った。(見るだけだ…あのサイズの野菜を見るだけだ)内心自分に言い聞かせながらゆっくりと進む…。
(直径6〜7?…長さ22?…)頭に浮かべながら…日頃の買い物では何も違和感なく見て回る野菜売り場が……今日は顔が赤らむ。最初に目についたのは『鳥取名産つくり芋』だった…太さはいい。でも長過ぎ!…でも…ま…いいか。 ワゴンに入れた…次にキュウリが並んでいた。握って見ながら曲がりの少ない一本をワゴンに入れた。
隣には茄子があった…もう、いいか…いや彰は茄子と言った…茄子はみんな反っていて、真っ直ぐな物はなかった。一本を買った!
あとは、と。…バナナか…セロハン紙に包んだ三本入りを、緑色の硬い物を買った。…そうそう、彰はゴーヤとか、言ってたのを思い出した。
売り場に行き、手に取って見たが…これは如何にも痛そう。でも、仕方ない。一本を買う 事にした
気になることがあったが、一先ず、レジを済ませることにした。
サンドイッチと飲料は彰のお金で会計を済ませレシートと釣りを貰う。
野菜代金は私のサイフから出した。別々のビニール袋に入れワゴンに積み…私はまた売り場に引き換えした。(野菜を彰に見せるつもりはなかったが…もしか…の時…)もしか、こんな野菜を直接入れられたら…という思いがあって…衛生用品コーナーで、さりげなく、素早くコンドームを一箱、ワゴンに入れてレジに引き換えしたのだった…。
エレベーターの釦を押しながら…野菜は彰に見られたくない。しかし気づいて欲しい…二つの思いが交差する。
エレベーターを降りると冷たい外気に触れ、改めて下着を着けていなかったことを思い出した…。
「お待たせしました!…自分の買い物したもので…つい…」私は助手席に座り、足元に買い物袋を置きながら彰に言って、レシートとお釣りを差し出す
「いいえ!早かったですね奥さん。お釣りは奥さん、取っておいて下さい」と彰は言う。
「いえ、それは困ります!彰さんのお金ですもの」私がお釣りを拒否すると、
彰は私の足元を覗き込み
「うわ〜、山芋ですか」
私の足は野菜売り場へとワゴンを押して行った。(見るだけだ…あのサイズの野菜を見るだけだ)内心自分に言い聞かせながらゆっくりと進む…。
(直径6〜7?…長さ22?…)頭に浮かべながら…日頃の買い物では何も違和感なく見て回る野菜売り場が……今日は顔が赤らむ。最初に目についたのは『鳥取名産つくり芋』だった…太さはいい。でも長過ぎ!…でも…ま…いいか。 ワゴンに入れた…次にキュウリが並んでいた。握って見ながら曲がりの少ない一本をワゴンに入れた。
隣には茄子があった…もう、いいか…いや彰は茄子と言った…茄子はみんな反っていて、真っ直ぐな物はなかった。一本を買った!
あとは、と。…バナナか…セロハン紙に包んだ三本入りを、緑色の硬い物を買った。…そうそう、彰はゴーヤとか、言ってたのを思い出した。
売り場に行き、手に取って見たが…これは如何にも痛そう。でも、仕方ない。一本を買う 事にした
気になることがあったが、一先ず、レジを済ませることにした。
サンドイッチと飲料は彰のお金で会計を済ませレシートと釣りを貰う。
野菜代金は私のサイフから出した。別々のビニール袋に入れワゴンに積み…私はまた売り場に引き換えした。(野菜を彰に見せるつもりはなかったが…もしか…の時…)もしか、こんな野菜を直接入れられたら…という思いがあって…衛生用品コーナーで、さりげなく、素早くコンドームを一箱、ワゴンに入れてレジに引き換えしたのだった…。
エレベーターの釦を押しながら…野菜は彰に見られたくない。しかし気づいて欲しい…二つの思いが交差する。
エレベーターを降りると冷たい外気に触れ、改めて下着を着けていなかったことを思い出した…。
「お待たせしました!…自分の買い物したもので…つい…」私は助手席に座り、足元に買い物袋を置きながら彰に言って、レシートとお釣りを差し出す
「いいえ!早かったですね奥さん。お釣りは奥さん、取っておいて下さい」と彰は言う。
「いえ、それは困ります!彰さんのお金ですもの」私がお釣りを拒否すると、
彰は私の足元を覗き込み
「うわ〜、山芋ですか」
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