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優しく愛して?

[3384]  水無瀬玲奈  2010-02-01投稿
暫くして誰かが僕の名前を呼んでる。


だれ…、なに…


「夏樹、どうしたんだ?こんな所でしゃがみこんで、誰かに何かされたのか」

夏樹、と大きな声で呼ばれて僕は、その声の主が誰かわかった。

「優斗さん…」

「夏樹、大丈夫か!?」

僕は、優斗さんの顔をみたとたん、クリクリした目から大粒の涙がポタポタと流れた。

「夏樹…」

「優斗さん…、優斗さん…。」

僕は、さっきの優斗さんと女の子のキスが忘れられず、優斗さんに…

キスをした…

優斗さんの唇に、僕は稚拙なキスをすると…。

「何をする、夏樹…」

僕は、優斗さんにぎゅっと抱きつき、懇願するように…

「優斗さんが好き、大好き。誰にも渡さない。」
お願い、拒絶しないで…

お願い…


お願い…

「夏樹…、」


僕は、じっと優斗さんの瞳を見つめた…。

「お願い…キスして…」

それを聞いた、優斗さんは狂ったよいに、僕の唇を貪った。


僕は、嬉しくて優斗さんの背中に手を回した。

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