snow love 19
倉真はその日、美月の家に泊まった。
雪はさらに激しさを増し、来週いっぱい続くと天気予報が告げていた。
「来週も休校だったらどうしよっか?」
「美月がそれ言うなよ。でも、そうだな。また雪下ろしに来るよ。」
二人は笑って、ベッドの上で冷える体を温めあった。
その時突然、倉真が掛けていた上着の中の携帯が振動した。
「こんな夜遅くに誰だろ。」
電話の着信表示は澄越三春だった。
「もしもし?澄越か。」
「ちょっと倉真くん、どこほっつき歩いてるの!?」
「え?」
「なんか新島さんが倉真くんに用があるとかで私に連絡してきたの。家に電話しても居ないし…。」
「新島が…?いつだ?」
倉真は三春の話と、律子のあの表情から次第に不安な気持ちになっていた。
「いつって…。1時間くらい前かな。なんか暗い声だったから聞き取りづらかったしさ。」
三春の声も徐々にトーンダウンしてきていた。
「あ、あのさ倉真くん。私も倉真くんに用があるんだけど。」
不意をつかれ、倉真は驚いた。
「なんだよ?」
三春は電話口で呼吸を整えていた。
「……今から、会えないかな?私と。」
雪はさらに激しさを増し、来週いっぱい続くと天気予報が告げていた。
「来週も休校だったらどうしよっか?」
「美月がそれ言うなよ。でも、そうだな。また雪下ろしに来るよ。」
二人は笑って、ベッドの上で冷える体を温めあった。
その時突然、倉真が掛けていた上着の中の携帯が振動した。
「こんな夜遅くに誰だろ。」
電話の着信表示は澄越三春だった。
「もしもし?澄越か。」
「ちょっと倉真くん、どこほっつき歩いてるの!?」
「え?」
「なんか新島さんが倉真くんに用があるとかで私に連絡してきたの。家に電話しても居ないし…。」
「新島が…?いつだ?」
倉真は三春の話と、律子のあの表情から次第に不安な気持ちになっていた。
「いつって…。1時間くらい前かな。なんか暗い声だったから聞き取りづらかったしさ。」
三春の声も徐々にトーンダウンしてきていた。
「あ、あのさ倉真くん。私も倉真くんに用があるんだけど。」
不意をつかれ、倉真は驚いた。
「なんだよ?」
三春は電話口で呼吸を整えていた。
「……今から、会えないかな?私と。」
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