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甘い過ち…(8)

[4315]  Y子  2010-03-20投稿
セピア色の学生時代が甦る

「みどり、Q大合格は無理だ」と担任に言われ、高校時代、テニスクラブを辞めて試験勉強をした。…それが影響して、再開したテニスではブランクが大きくユニバ大会で負けた…

「!…みどりさん、人気あった!誰が最初に片岡みどりをものにするか、なんて話が当時あって…」
「まあ、嫌だ。そんな…」
「いや〜…みどりさんが試合する姿、まだ目に焼き付いてる。真っ白のユニフォームでしたよね。いつも…。脚とかも、綺麗で…好きだったな〜…」

「白以外着るなって親が…でも、もう昔の話…」
「昔って、我々男子の中では今もですよ。友人と一杯やると、下ネタ話にみどりさんが出てくる…」

「嫌だわ…下ネタに私が?可笑しい!男子って、どんな話、するの」
「本人には言えませんよ。マドンナに…でも…仲間が試合中、撮影禁止なのにカメラ持ち込んで撮った写真、皆で見たり…下着がチラッっと見えたり…グラビアアイドルなんか比じゃない…オナペットというか」

「ま、恥ずかしい!四郎さん!止めて!もう!カメラ持ち込み禁止なのに」
「工学部じゃ特殊擬装はお手の物でね…片岡みどりを縮めて『カタミー追っ掛けクラブ』を作ったりして…写真を売買して。私も買ったなぁ…」
四郎はまたあの顔でタバコを吸った……。

「そんなことを?私、顔が赤くなる〜…四郎さん、まだ持ってるの?そんな写真…」
「アメリカにはね。青春の思い出ですよ。……そうそう、みどりさん、タオルを盗まれたでしょ?…悪い奴が居て…『カタミーの生タオル』とか言って売ってました。頭のいい奴で、一枚だと2万円にしかならないと言って、ハサミで10枚くらいに切って売ってた。稼いだんじゃないかな、あいつ…」

私は思い出す。タオルどころではない。汗で濡れたTシャツや下着を入れたスポーツバックごと紛失したことがあった…!テニスラケットも。
「まあ、そんなワルもいたのね!…恥ずかしい…」
「そうか。片岡みどり。…で、みどりさん今は?もうテニスは?」
「今はもう。主人の転勤が多くて。社員住宅に入って、お友達も出来ない内に又転勤…だから話し相手も出来ないし…タローと遊ぶだけ」

「そうか。勿体ない。…」
と四郎が呟く。
「だから、四郎さん私、カレー作ってあげる!…激激激辛カレーでいいの?」
私は顔の火照りが収まらなくて話題を変えた。
「そう!…あの正門の対面にあったカレー屋、インド……インドバーミン?…大盛完食したらタダにしてくれた店。完食したことありますよ…懐かしい…」

「明日作って来ます」

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