偽善者博士と女の子になったおじいちゃん外伝 セーラー服篇?
電車の中は異様な空気に包まれていた。
富継のせいだった。
可憐過ぎる8頭身美人の富継が、セーラー服を身に纏って車内の中心辺りに立っていた。
目立ち過ぎた。膨よかな胸を連想させるセーラー服のふくらみが、過激に男心をくすぐる。
短いスカートから伸びきった白い脚も、つんと上を向いたヒップとのコラボレーションで、鮮やかに、妖しく男達を虜にした。
いや、この異様な空気はその所為ではなかった。
富継から放たれた大量のフェロモンが、嵐の如く車内に渦巻いていたのだ?
何なのだ、これは?
まるで実像化された生き物の様に男達にまとわりつくそのフェロモンは、人類が誕生して今まであり得る筈がなかった存在なのだ。
込み合った車輌の中で、男達は不思議な苦しさに喘いでいた。
抑えようとしても抑えようとしても、局部の憤りを鎮める事が出来ない。
イヤラシさに心を惑わされてはいけないと思いながらも、淫靡な妄想に耽ってしまう―――
「ヒャ、ヒャ、ヒャ、ヒャ? 立っとる、立っとる、みーんな立っとるわい? 」
モニターを見ていた老博士の高笑いだ。車輌内に設置している隠しカメラからの映像を視ていたのだ。
「爺さんの前に座っているサラリーマンの股間をズームアップしてくれるかの?」
「へい? 」
助手の玲が応える。
「手で隠しておるから分かりにくいが、そうとう勃起しておるのう。ズボンが破けそうじゃわい? 何せフェロモンの直撃をうけとるからのう? 」
老博士は愉快で愉快で仕方がないといった感じだ。
「ちょっとイタズラしてやろうかいのう? 」
そう言って老博士は、富継へと指示をだした。
イヤホンから指示を受け取ると、富継は「ヒヒヒ?」と笑った。あどけない美しさのマスクとはアンバランスな笑い方だった。
ハンカチをポケットから出した。何気なく、額を拭う素振りをしてみる。
ガタン? 電車が揺れた。次の瞬間、富継のハンカチが座っていたサラリーマンの肩に落ちた。
「あ、すみません? 」、 言って富継は吊り革から手を放し、ハンカチを拾う。必要以上に、胸元をサラリーマンの顔に近づけた。
ドキドキドキドキ?? パニックになりそうな位に胸の鼓動が高鳴るサラリーマンだった。
その時、再び電車が揺れた?
富継のせいだった。
可憐過ぎる8頭身美人の富継が、セーラー服を身に纏って車内の中心辺りに立っていた。
目立ち過ぎた。膨よかな胸を連想させるセーラー服のふくらみが、過激に男心をくすぐる。
短いスカートから伸びきった白い脚も、つんと上を向いたヒップとのコラボレーションで、鮮やかに、妖しく男達を虜にした。
いや、この異様な空気はその所為ではなかった。
富継から放たれた大量のフェロモンが、嵐の如く車内に渦巻いていたのだ?
何なのだ、これは?
まるで実像化された生き物の様に男達にまとわりつくそのフェロモンは、人類が誕生して今まであり得る筈がなかった存在なのだ。
込み合った車輌の中で、男達は不思議な苦しさに喘いでいた。
抑えようとしても抑えようとしても、局部の憤りを鎮める事が出来ない。
イヤラシさに心を惑わされてはいけないと思いながらも、淫靡な妄想に耽ってしまう―――
「ヒャ、ヒャ、ヒャ、ヒャ? 立っとる、立っとる、みーんな立っとるわい? 」
モニターを見ていた老博士の高笑いだ。車輌内に設置している隠しカメラからの映像を視ていたのだ。
「爺さんの前に座っているサラリーマンの股間をズームアップしてくれるかの?」
「へい? 」
助手の玲が応える。
「手で隠しておるから分かりにくいが、そうとう勃起しておるのう。ズボンが破けそうじゃわい? 何せフェロモンの直撃をうけとるからのう? 」
老博士は愉快で愉快で仕方がないといった感じだ。
「ちょっとイタズラしてやろうかいのう? 」
そう言って老博士は、富継へと指示をだした。
イヤホンから指示を受け取ると、富継は「ヒヒヒ?」と笑った。あどけない美しさのマスクとはアンバランスな笑い方だった。
ハンカチをポケットから出した。何気なく、額を拭う素振りをしてみる。
ガタン? 電車が揺れた。次の瞬間、富継のハンカチが座っていたサラリーマンの肩に落ちた。
「あ、すみません? 」、 言って富継は吊り革から手を放し、ハンカチを拾う。必要以上に、胸元をサラリーマンの顔に近づけた。
ドキドキドキドキ?? パニックになりそうな位に胸の鼓動が高鳴るサラリーマンだった。
その時、再び電車が揺れた?
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