かわいい子。?
         小さい頃、ゆきは交通事故で親を亡くしてうちの親にもらわれた。兄弟同然で育って、ゆきはどんどん可愛くなっていって…まさか…紗月の事が…好きだなんて…本当は…二人の事を祝福したい…応援したい。…でも…                        「ぅ…ぅっゆきぃ紗月っ…ごめんね…っごめんっ…一人にしないで…そばにいてぇ〜」                      「…紗月?…どうして泣いてるの…?」「…哀しいから…きっとさみしいから…先輩の所に行かなきゃ!」紗月は友香を探し始めた。「友香先輩!」「姉さん!ドコにいるの!」                    「…紗月…」「!!せんぱ…!」友香は紗月にすがって泣き出した。「…さみしいの…一人になりたくなぃっ…の…ぅっ…ひっくっ…」「せ…んぱい」私が知っていた先輩はこんな弱い人だっただろぅか。肩はこんなにも小さくてこんなにも弱い。「あたし…何してんだろ」「…ごめん…紗月…ごめんね…?」                      「…先輩…ゆき君と…幸せになってね?」  「!!紗月…っまっ…待って…違う!違うの…紗月ぃい…!!」  諦めよう。私達が結ばれる事であんなにも哀しむ人がいるなら…一人で良い…ゆき…大好きだった…                              「突然だが高野紗月は引っ越す事になった!学校も変わるらしいからなー」担任が言った。教室のドアの向こうで友香が頭をかかえてうずくまって聞いていた。その姿をゆきが悲しそうな顔で見つめていた。                                  「…F県から来ました!高野紗月ですっよろしくお願いします!……はぁ…こんなもんカナ…?」紗月は新しい学校の近くの公園で一人練習していた。「ん〜名前の後に特技とか言った方が良いかなぁ?ブツブツ…」                              ガサガサガサガサ…  「…ひっ!?」木の影に誰かいる。…だっ…誰!?なっ…やだぁ! 「だっ…誰ょぉ!出てきなさいょ!!ひきょう者ぉ〜」          「…紗月…」        ドコかで聞いた事のある可愛い声が胸に響く。「ゆき…」         
      
      
      感想
- 5399: ? [2011-01-16]
 
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