官能小説!(スマートフォン版)

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ニャンコ〜意外と長くてスイマセンでした(>_<)個人的には書いてて楽しかったです〜!mixiでの広がり嬉しい限りです、気になる方は是非遊びにきて下さいね☆ ではでは…☆☆ の投稿された作品が233件見つかりました。

 
  • 歩く、歩く 22

    不思議なことに先輩は全く怒ってなかった。 むしろ少しスッキリしたような顔で俺に笑いかけてくれる。 なんか吹っ切れたような、清々しい顔で。 ベッドでふざけあって、小学生みたいに馬鹿笑いしたあと、俺は恐る恐る先輩の肩に手を回した。拒絶が怖い。嫌われてもいいと開き直っていたのに、こんな笑顔みたら欲がでるダメな俺。 愛しい、愛しい、愛しい!先輩は引き寄せられるまま俺の肩に頭を載せた。 幸せな沈黙のあとに
    にゃんこ  [1,235]
  • 歩く、歩く 21

    んっ… 切ない声でイッた先輩のを飲み下して、見下ろした。 放心しちゃってる先輩の、うっすら汗かいてる額を撫でると僅かに目を見開いた 「…誠司…君」「なんですか?」にっこり笑って、深く屈んでキスを。 どうせ嫌われちゃうならしといた方が得だしね…。 「…もしかして…あの…ぼ…僕の…ンダノ?」?? キスで目覚めた俺の姫は起き上がってなんかゴニョゴニョ言ってる。 「なんすか?聞こえない」はだけた上半身
    にゃんこ  [1,445]
  • 歩く、歩く 20

    「ハッ…ン…」圧し殺した声。二人の吐息…衣擦れの音。 先輩のことしか見えない。先輩のことだけ考える。 先輩もそうならいい。 指で先輩の感じる所を探し当てる。 のけぞる背中、喘ぐ唇…。感じてるってわかることが一番感じる…。先輩が可愛くて可愛くて仕方なくて。「誠司…おかしいよ…」先輩の舌が、俺のと絡んで一つになる。 溺れている人が何かに掴みかかるような必死さで俺の背中にしがみつく。 「おかしいならそ
    にゃんこ  [2,018]
  • 歩く、歩く 19

    強引に舌をねじいれて先輩のなかを探る。 抑えが…歯止めが効かない このままじゃ確実に「友達関係」には戻れない。 でも引き返せない…引き返さない! 嫌がって首をねじってキスを避けようとするから、その首筋に舌を這わせる。 「や…だって!怒るよ、誠司君!」 「先輩…先輩」悠先輩、大好きだ。耳元で囁いて、制服のボタンを外していく。 片手で両手を抑えながら。 「だって…僕は…」戸惑うような、曖昧な目。そん
    にゃんこ  [1,516]
  • 歩く、歩く 18

    「誠司君は無理やりしたりするような人じゃない」…限界だ。この一言で俺は臨界点を越えた。「貴方に…貴方に俺の気持ちの何が計れるんです?無理やりできないと思うんですか?…教えてあげるよ、先輩。男はね、理性だけじゃいきていけないんだ」嫌われてしまえ、いっそ。 俺は背後に横たわるベッドに先輩を組み敷いた。 「まっ…」待って、と言いかけた唇を唇でふさぐ。 前みたいに優しいキスじゃない。 喧嘩しているみたい
    にゃんこ  [1,249]
  • 歩く、歩く 17

    「誠司君は…えーと、本当にそういう人なの?」どういう人だ。 「いや、俺は普通〜に女の子好きでしたよ」「過去形になっちゃうんだねえ」不思議そうに首を傾げる先輩にやばいくらいときめく俺です。 …先輩の家で、二人きりで…どうしよっかな…。 「いや、先輩のいうそういう人になったんじゃなくて貴方だから好きなんですよ…わかるでしょ?貴方が例えば明日女の子になっても猫になっても虫になっても好きなんですよ」この
    にゃんこ  [1,154]
  • 歩く、歩く 16

    俺はわざと頬杖ついてニヤニヤしてみせた。 「わかってないなあ〜。その女子は先輩と嘉納先輩が、ラブラブで早くまた幸せになれるといいですね、みたいな意味で言ってるんですよww」先輩は絶句して、動揺しまくって何故か置いたペンを握った。 そしてまた置いた。 無意味だ。 全てが可愛すぎる。 「いまや世間はそう見てるんじゃないですかね?プリンスとイケナイ恋愛…みたいな」でえいっと、先輩は消しゴムを俺の額にぶ
    にゃんこ  [1,894]
  • 歩く、歩く 15

    それから吹っ切れた俺は、まず噂には噂で対抗した。 「藤田先輩はいまだに嘉納先輩のお見舞いに行ってるよ」「何時間も話しかけてるんだって」「あの事件以来不眠症になっちゃったんだってさ」別に嘘じゃないしな。 自分の友達からさりげなく話題に入れて広めていった 特にその手の話に弱い女子が「藤田先輩可哀想!!」とか言い始めた時は机の下でサムアップしたww グッジョブだぜ、誠司! しかし、11月後半、受験勉強
    にゃんこ  [1,399]
  • 歩く、歩く 14

    病院のロビーで俺は頭を抱えて座っていた。 男同士とか、そんなんはまさか自分にふりかかるとは思わなかったけど…まあいいよ、あることだろ。 そこは開き直るとして、あんな姿みて、まだ先輩が好きな俺はなんだ? 悠先輩と嘉納先輩がそういうんじゃないとしても…一ミリだに入れる気がしない あの姿をみれば悠先輩がどれだけ嘉納先輩を大事にしてるかわかる。 …いや、大事になんて言葉じゃなく… 愛してるのがわかる。
    にゃんこ  [1,289]
  • 歩く、歩く 13

    二人でならんで、消えてしまいそうな嘉納先輩を見下ろした。 点滴からしか栄養を補給できないと人はこんなにすぐに痩せてしまうんだ。 自信に溢れて廊下を闊歩していた嘉納先輩のその姿は痛々しかった。 あんなコメントを入れた自分の浅はかさと愚かさを呪った。 「最近、ご両親も来ないんだ…」先輩の里親だ。 悠先輩は極めて優しい手つきで、眠る嘉納先輩の額を撫でた。 そこに込められた愛情は、俺がどんなに望んでも得
    にゃんこ  [1,318]
 
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