官能小説!(スマートフォン版)

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ニャンコ〜意外と長くてスイマセンでした(>_<)個人的には書いてて楽しかったです〜!mixiでの広がり嬉しい限りです、気になる方は是非遊びにきて下さいね☆ ではでは…☆☆ の投稿された作品が233件見つかりました。

 
  • 遠い日の唄 15

    「ユウ!!」桜を見上げていた影が、ギョッとしたように振り向いて…俺はその場に固まってしまった。 ユウじゃない。 ユウじゃない、ユウじゃない、ユウじゃない! 「…あの…もしかして…ハガネさん…?」? ジーンズに薄手のブラウス…灰色のニットという出で立ちから少年だと思ったのだが、声からすると少女だった。 …そして、そう。 彼女はユウに似ている。 背格好だけじゃなく、あの印象的な透明感のある瞳が似てい
    にゃんこ  [1,537]
  • 遠い日の唄 14

    ユウ。 一週間たっても、俺は毎日毎日自販機のとこに足を運んでいた。 幽霊でも幻でもいいから、もう一度だけでもいいから、会いたかった。 単に、会いたかったんだ。 僕のいる場所。 その曲が流れると、俺は走った。 カラオケ店にも行った。 ユウ、どこにもいない。 帰りたくない、と泣いたお前は…どこに帰ったんだろう…。 雪は消え、変わりに暖かな日射しが差し込む日々。 女の子のお祭りの日が過ぎても、…もう、
    にゃんこ  [1,715]
  • 遠い日の唄 13

    透き通っている…体を通り抜ける粉雪。 「ちょ…おい、ユウ」ユウは微笑んだ。 寂しそうでも、なんでもない心から幸せそうに。 唇が開いて文字を作った …声が聞こえない。 あ り が と 瞬間、ふっと消えてしまった…。 俺の頬に触れた雪みたいに消えてしまった。 嘘だ。 幻…? いま、ユウがいた場所に手を伸ばした…降りしきる雪は俺を通り抜けることはない…当たり前だ。 嘘だ。 居ないなんて、嘘だ。 振り返
    にゃんこ  [1,843]
  • 遠い日の唄 12

    しばらくユウを抱き締めたあと、俺達はカラオケ屋を出ることにした。 ここでこうしていると、何かに急かされているようで落ち着かないから。 ユウを助けたい。 助ける術が解らない。 ユウは冷たい手に息を吐きかけながら横を歩く。 俺は何も言わずにユウの手を握り、自分のコートに引き入れた。 「鋼さん…」「ん?」ユウは、ふっとため息をついたあと俺にチラッと目を向けた。 「泣いてごめんなさい」バカ。 それだけ言
    にゃんこ  [1,946]
  • 遠い日の唄 11

    静かに眼を開けたユウが、一番最初にしたのは微笑むことだった。 理不尽なくらい二人は知らない者同士…それでも、その笑みがあれば時間になんの意味があるだろうと思える。 乱れた服を恥ずかしそうに直すユウを、思わず抱き締めた。 「ユウ…話せよ、何を怖がってる?」腕のなかで硬くなるユウ…それはそのまま、心の硬さだろう。 話したくないなら聞かなくてもいいかもしれない。 ただ、もしも家の事情で家出してきたのな
    にゃんこ  [1,972]
  • 遠い日の唄 10

    もどかしい思いで、ユウの白いブラウスのボタンを外す…。 抱きたい。 囁いた言葉に、ユウが頷いた。 当たり前みたいに。 何をどうしたんだろう。 とにかく夢中で、身体中にキスして…解らないながらに入れようとして、失敗してしまった。 ユウは当然ながらしたことがないから、キツすぎて入らない。 俺はそれでも構わなかった ごめんなさい、って泣きそうな頬にキスして抱き締めて…。 鋼さん、鋼さん…とうわごとみた
    にゃんこ  [2,127]
  • 遠い日の唄 9

    ユウの言ってる意味は解らないが、ユウが本当に震えているのを感じていた。 消えてしまいそうなくらいか細い身体がしがみついてくる。必然だったんだろう。 きっと。 ユウは神様がくれた贈り物なんだ。 でなけりゃ、こんなに愛しいわけない…俺は一目惚れなんて信じないのに。 同性でも…こういう出逢いはあるんだろう。 ないなんて、誰にも言わせない。 構わない。 「ユウ」今度こそ躊躇なく、俺達は唇を重ねた。 ユウ
    にゃんこ  [1,900]
  • 遠い日の唄 8

    唇を重ねて、無理に引き離してから愕然とした。 いや、な、なんで? としかいいようがない。 ユウは、びっくりしたように目を丸くしていた。 涙は止まった。 …よしよし、それならいいんだ。 いや、よくない…。 「…鋼さん、今の…キスだよね?」「ああ」頷くしかない。 あ〜、俺変態じゃん(汗)だが、ユウはニコっと笑った。 ちょっと、恥ずかしそうに。「僕、初めてだ」だろうな、とか思う。 あああ…可愛い! ど
    にゃんこ  [1,792]
  • チェンジ!

    やばいものが手に入ったのは3日前。 信じられない薬が手に入ったのだ。 ちょっと舐めただけで完全な性転換ができるとゆー代物だ。 どこで開発されたかは秘密…入手経路は俺の親父からコッソリと。 こ、これは凄いもんだ。 ちょっと舐めさせたうちの犬で確認済み。 さらに戻すにはもうヒトナメさせりゃいいわけだ。 …ヤバい。 ものすごい誘惑を感じる… 使ってみたい。 そういう趣味はないが、一度はなってみたいじゃ
    ひゅうま  [9,161]
  • 遠い日の唄 7

    題名を噛み締めるように呟き、泣きながら俺を見上げるユウ。 その顔は痛々しいくらい必死だ。 「ねえ、僕…わかんないよ…僕の場所はどこにあるのかなあ?…僕はココがいいよ。この世界がいいよ。帰りたくない!帰りたくない、帰りたくない、鋼さん、僕は…嫌だよ…嫌だ…」すがるように泣いているユウの涙を指でぬぐってやり…強く抱き締めた。 ユウには何かある。 それがなんであっても、俺は…。 守りたい。 さっき会っ
    にゃんこ  [2,205]
 
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