官能小説!(スマートフォン版)

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ニャンコ〜意外と長くてスイマセンでした(>_<)個人的には書いてて楽しかったです〜!mixiでの広がり嬉しい限りです、気になる方は是非遊びにきて下さいね☆ ではでは…☆☆ の投稿された作品が233件見つかりました。

 
  • 妄、想なんです 19

    網を張ってから三週間が過ぎた。 毎日、僕は学校に行き、小早川も毎日変わらず登校している。 なんて眩しいんだろう? あどけない少年そのまま、笑ったり駆けたり。 仲のいい友達の肩を叩き、相手も笑顔を返す…。 こっちこそが幻なんじゃないか? 僕は何回、小早川を抱いただろう。 初めてのあの日から、僕らは何回も身体を重ねてる。 あの同じ場所で。 いつも一方的なメールで呼び出されて。 理央は必ず「壊して」と
    にゃんこ  [1,227]
  • 妄、想なんです 18

    小早川を調べる。 それは僕みたいな高校生が簡単にできることじゃない…。 ある程度はできるだろうけど、元々友達という情報網が欠落しているんだから。 でも僕は大胆になっていたとり憑かれるとはこのことだろう。 まず、アメブロ、mixi、グリー、モバゲー、片っ端から登録する。 キャラを作り込む…女の子として。 キーワード検索で、「桜花高校」…。 年齢は17〜19。余りに上の卒業生はキープしておくのみ。ヒ
    にゃんこ  [1,415]
  • 妄、想なんです 17

    夜道を歩きながら、身体から欲望が抜けていくのを感じていた。 理央はしばらく体を僕に押し付け、目をつむり…ふいに離れて笑った。 「英士、これは「夢」だよ…いや君の勝手な「妄想」だからね?…じゃあ、俺いくよ」あっという間に彼は闇に消えて、遠くで扉の閉まる音が聞こえた。 そして僕の上着のポケットには、この館の鍵が忍び込んでいた。 その鍵をポケットのなかで弄びながら、帰路を進む。 僕は抑えがたい好奇心を
    にゃんこ  [1,634]
  • 妄、想なんです 16

    しんとした室内の熱が退いていく…僕らは乱れた服のまま。理央は「背中拭いて」と言った以外、無言。 僕はその通り機械的に拭いてやった。 自身の服装を整えながら、本当に「妄想」だったんじゃないかとさえ思える。 理央は今や暗闇に慣れた目でしか見えない部屋で驚くほど寛いでいる。 心底、猫みたいだ。 夜でさえ白しらと見渡せる金の目を持っているのだろう。 「ねえ」しばらくして、理央は囁いた。 「英士、聞かない
    にゃんこ  [1,664]
  • 妄、想なんです 15

    沈めた指を曲げたり伸ばしたりしながら、じわじわと抜き差しさせると、理央の声が切なげな響きを帯びる 「は…あ…あああ」「こば…理央、したことあるんだろ?」理央はニヤリと笑った。 僕が指を増やすと、さらにのけぞって悲鳴をあげた。 「あ…あはあ…英士ぃ…いい…イイっ…」いやらしくくねらせた身体に指を這わせていく。 「理央、欲しい?」僕も限界だ。 入れたらすぐに果ててしまうかもしれない。 三本に増やした
    にゃんこ  [1,718]
  • 妄、想なんです 14

    小早川の、細い輪郭に指を這わせて、落ちてくる黒髪を耳にかけながら激しいキスを交わした。 探る舌…優雅さなんて欠片もない、獣同士の口づけ。 僕は小早川のはだけた胸元を慣れない手つきで愛撫した…のけぞる背中を指でなぞって、さらに引き寄せて白い肌を舌で味わう。 小早川は唇を唇から離して僕の上でベルトを緩め…落とした。熱に浮かされたような顔で「して」と誘う。 毒の粉を撒き散らす鮮やかな蝶のように誘う…。
    にゃんこ  [1,544]
  • 妄、想なんです 13

    こんなこと、本当に現実である筈がない。 頭のなかであれほど、無理矢理汚した小早川が…自ら僕に犯されたがる、なんて 僕の上に跨がって、爛々と輝く目で見下ろしている。 黒いブラウスのボタンを外していく…。 僕は魔法にかけられたように微塵も動けない。 小早川は微笑したまま、はだけた身体を淫らな動作で押し付けた。 「ね…俺をこんな風にした…?頭のなかで、した?英士…ねえ?」全身に鳥肌立つような淫靡な声で
    にゃんこ  [1,248]
  • 妄、想なんです 12

    「どういう意味?」絡み付かれた腕に力がこもる…小早川自身の何か…柔らかな香りに尋常じゃないくらい高鳴る鼓動。 「ここでのことは全て君の頭のなかで起こった妄想…俺は関与してないし…ってこと。わかるよね?君が何を言っても、世間は俺を指示するでしょ?」ああ。 要は「秘密」ってことか。 元々話す相手なんていやしない。 小早川は素早い動作で正面玄関を鍵を使って開けた。 僕が唖然としているうちにさっさと引き
    にゃんこ  [1,266]
  • 妄、想なんです 11

    「来たね」立ち入り禁止を示すロープの前に小早川…はいた。 僕はあれ以来「さん」づけで考えられない。 どう考えていいかわからないでいる。 キンモクセイの甘い香りが空気に溶け込んでいる。 夕闇を背にした青松館は寒々しく映り、僕は多少ぞっとした。 明らかに人気はなく…明らかにそれを意図して誘われたのだ。 いつもの可愛い小早川なんかじゃなく、黒猫が僕を見返している。 薄い茶の瞳が夕空のもとではまるで金色
    にゃんこ〜今回No.滅茶苦茶でごめんなさい〜!文章はダブってないです(涙)  [1,167]
  • 妄、想なんです 10

    僕は、ブログを見ていたパソコンの電源をおとした。 書いていると、身体中を青い火で焼かれているように感じられて。 そもそも小早川…は何を恐れていたんだろう? 僕はそのことを考えることがダメだと知っていた…けど、どうしても気になる。 もしかしたら知られても構わないと思って口走ったんじゃないか? なぜかはわからないけど、僕はそう思った。 小早川理央。名前を口にすることさえ、痛みを伴う。あの華奢な身体も
    にゃんこ  [1,326]
 
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