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クォタ の投稿された作品が38件見つかりました。
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テイクイン7
「…だから、別にもう怒ってねぇよ」「…じゃあ何であんな怒ったの?」「下手くその癖に調子乗るからうざかった。そして不快だった。」「ずごーーーん!」俺そんな下手…?なんて落ち込んでるカズミを見ると何だか笑えた。「…それほんと?リュージ俺が上手かったから悔しくて嘘ついてんじゃ「その自分に自信満々なお前の態度が俺のカンシャクを刺激するんだよ(怒)!ド下手くそ!」どうやらストレートな『下手くそ』フレーズは
クォタ [1,647] -
テイクイン6
中学の時付き合ってた彼女はそれなりに可愛くて頭も良くて女の子らしい仕草の上手い子だった。告ってきたのも彼女別れを告げてきたのも彼女あの時、何で俺は引き止める事をしなかったんだろう。「佐藤くん…?佐藤くん聞いてる?」佐藤、俺だ。「あれ?長谷さんどしたの」「昨日借りてた教科書、返しにきたんだけど」「ああ…、ごめんわざわざ」「ううん、借りたのは私だし、ごめんね結局1日中借りっぱなしで」隣のクラスの長谷
クォタ [1,664] -
テイクイン5
「あっほ…このクソカス野郎!何すんだよ!!」「ッテぇ〜…!今マジ痛かったんだけど…」カズミは顔面を抑えてうずくまってるけどそんなん知ったこっちゃねぇ。「お前がいきなり気色悪ぃ事するからだろ!!」「気色悪いって!(涙)だからって何も本気で殴る事ないじゃん?」「あーもううっせぇ!死んでろ下手クソ!」「ヘっ(タクソ)!」何か後ろで喚き声がしてるが知らん。俺は奴を残し、その場から去った。頭が悪いのは元々
クォタ [1,503] -
テイクイン4
「えー?同じかなぁ」「…」←結局やった。「そいえばさ…べろって喉の奥から出てんのにどっからどこ計ればいいの」「だいたいで良いんだよ!(怒)」いい加減もういいだろう。ゴスっ、と俺はカズミの顔面に拳をクリーンヒットさせた。カズミは純粋だ。本人にとってどうでも良いものにはほんとまったく関心を示さないが変なことには興味を持つ。そうなれば何にでも真剣でそれがなかなか面白い事には面白いけれど追求したがり屋な
クォタ [1,687] -
テイクイン3
「……あ?」「結べた!」ああ…、そうだなで、だからそれが何だという話なんだけど。「良かったな」「さくらんぼの枝を舌で結べたらキスが上手いって流行ったじゃんあれ」「あんなん迷信だろ」「てゆーか俺が気になんのは何でさくらんぼなのって事なんだけどね」また変な所ばかりに興味がいく男だコイツは全く。「単に短いからじゃね?枝が」「え?そんならひじきのが短いじゃん」「ブッ!!!」ひじきって!(笑)「おま…っそ
クォタ [3,096] -
テイクイン2
「てゆーか暑いなら早く教室行けよ」真夏に屋上で昼飯食う奴なんてあまりいない。俺はそれを狙って静かに食事を終わらせにきたハズだった。暑さにはそんな弱くないし……なのに何でか気付いたらあほ(カズミ)が付いてきてて、さらに暑苦しい言葉のせいでイライラまでも迫ってきていた。「うわ。リュージの弁当さくらんぼ入ってる!」「聞けよ」「ちょーだい!(バク)」「だから聞けっつってんだろぼけ!食うな!!!」コンビニ
クォタ [3,152] -
テイクイン1
じめじめじめじめ。やっとの事で気の病む季節が過ぎ去ったのにカラカラカラカラ。初夏のうだる暑さにめまいを起こしそうになる。「ああつー・・・」「止めろよそれ…こっちまで気が散る」「だってヤバくないこの暑さ。俺暑いの苦手すごい嫌い、何もしてないのに汗とかほんとやだ。」人が我慢してる事を他人にあっさり言われると、不快になるのは俺だけだろうか。コイツは昔から見事に俺のカンシャクを揺さぶってくる。カズミは幼
クォタ [3,151] -
すきなひと1
「先生、触っても良いですか」我ながら何て唐突な言い方をしたんだろうと思う。考えるより勝手に口から出てしまった言葉に「ああ、やってしまった」と思った。静まり返った2人きりの保健室目の前のこのひとに向けている言葉なのは明白で彼女は少しおどけて、何を?なんて投げ返してきた。ゴツい眼鏡と地味な服装まるで“形”かのように簡単に後ろでひとつにまとめられた髪型それが保健室の泉先生彼女にたいして別に何の興味もな
ゼロカロリー [4,444] -
待たないよ8
『泣くのを堪える子供』本当にそのままだデカイ図体のクセして、眉毛をハの字にしてる男何でお前が…許してしまいそうになる。今、謝罪の言葉でも言われたら、―引き戻せない。…っ俺は必死で立ち上がりその場を去った。扉が閉まるのと同時に何か言われた気がしたけど必死で掻き消すそのままトイレに向かってとにかく顔を洗った「…はぁ…っ」途切れる呼吸を落ち着かせる為に息を整えるすっかり落ち着いた下半身に目を向けるとチ
しらき [3,219] -
待たないよ7
反応を面白がられてんだって、分かってる。でもそんな言い方ないだろ。「野原…」ふいに奴の手が止まった。俺のモノを触ってたのとは違う方の手が頬に触れる「何で泣いてんの?」言われるまで気付かなかったさっきからしゃくりあげてたものの正体が分かって、俺は目を逸らす「…っう…ッ」格好悪い。男のクセに泣いたりして、何だかんだで感じてしまってた自分への嫌悪とか恥ずかしさとか、もう色んなものが絡み合って訳が分から
しらき [3,065]
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