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にゃーすの投稿された作品が39件見つかりました。
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HAPPY Christmas! 7
なんだったんだろうか あの晴明の謎めいた言葉は…あれ以来、いつもの晴明と変わりなく相変わらず淡々としていたで、明日はとうとうクリスマス…学校も今日で終わりだし、しかも今日から両親はクリスマスジャーニーだし …一人で悶々と考えてみたりして… ? ピンポン チャイム? 慌てて階下に降り、玄関に走りよる 「はい…」スコープも見ずに開けたことにより衝撃は三倍… いや、百倍になった … せ せ、いめい??
にゃーす [1,209] -
HAPPY Christmas! 6
言えっての! 「せ、晴明」じっと瞬きもせず、見つめてくる そ、そんな目で見られたら… 「あの…」晴明は苛つきもせず、真っ直ぐ立っている 「く、クリスマス…晴明に予定ないなら…あの…う、う、家に来ない?」うわあ、俺、噛みすぎだろう 「家に行ってどうする」「え?それは、ほら…なんか食ったり飲んだり」うわあ、くだらねえ 晴明はしばらく黙ったまま…「楽しいか、それ」「た、楽しいだろ!一人でいるよりか」「…
にゃーす [1,114] -
HAPPY Christmas! 5
もちろん晴明も人間だから笑わないなんてことはないまあ普通の奴よりは圧倒的に少ないが けどもし晴明がよく笑う奴だとしても その笑みの一回一回が俺の奇跡に感じられる筈だ もう、どういえば良いのか解らないくらい好きで堪らないんだ 夕刻時、イルミネーションが美しく輝き始める時に 横にいる晴明が笑っている もうそれだけで涙が出そうになるくらい幸せで切なくて 触れないように手を抑えるのも限界なんだ 冷たい風
にゃーす [1,085] -
HAPPY Christmas 4
「なあ、もうすぐクリスマスじゃん…晴明、どうすんの?」情けなくなるくらい必死に「普通」を装う晴明は最近かけだした眼鏡を取りだし俺をチラッとも見ずに答えた 歩みに一切乱れはない「どうする、とは?」「え、いや、ほら、友達と過ごす〜とか家族と過ごす〜とか…」俺と過ごす〜とか と虚しく付け加えてみる、心のなかだけ 「意味がわからない。クリスマスだと何かしないといけないのか?」(°Д°)…ヒイッ なんて…強
にゃーす [1,138] -
HAPPY Christmas! 3
正直、あの瞬間に虜になった 今どきワックスも使用していない真っ黒でサラサラした髪も 華奢に見えても意外としっかりした骨格も 人の気持ちなんてまるで興味のなさそうな端整な顔立ちも 全てに魅せられていた それだけなら、単なる憧れですんでいたろう が…決定的だったのは… うん、あの時だろうな…物思いを打ち破るように、晴明がサッサと鞄を手にとり教室を出て行こうとし…ぴたりと足を止めた 戸に手をかけ、 「行
にゃーす [1,155] -
HAPPY Christmas! 2
「なに?鬼みたいな顔して…キツい目付きが一層怖くみえる」烏丸(からすま)晴明(せいめい)は氷のような鋭い目で言い捨てた どっちが「鬼」だっての!あああ、でも俺ときたら…俺ときたら! 完全に! し、尻尾がバタバタしちゃってるじゃねえかぁ! 「晴明、もう帰れんの?じゃ、行こ行こ行こ♪♪」情けない…情けないが…だめだ、晴明を見るとテンションがマックスバリューなんだ… そう、つまり、俺がリア充になれないの
にゃーす [1,202] -
HAPPY Christmas! 1
俺は非常に切羽詰まっていた… もおすぐクリスマスなのだ、世間は 町中がキラキラキラキラしちゃってこれでもかとデコられて音楽はリンリンと鳴り響き疲れた顔したサンタがポケットティッシュを配り歩いている…俺が…斎木生絲(きいと)がどうあがいてもイヴはすぐそこなんだよ、と世間は嘲笑っているのだ 高校二年にもなるとゆーのに、俺には恋人が…いない…いた試しがない とゆーのは俺がモテないから…では決してない い
にゃーす [1,381] -
ラヴァーズ 12
「ふ、じ…わら…さんっ…壊れちゃ…」執拗に蕾のなかで指を踊らせて、声が一際高くなる部分を攻め立てた。 「あ、は…う…っ」俺も限界越えてるんだけど…ずっとこのままでいたいから…もうすこし…。 堪えきれない快楽をぶつけるため、泉堂はシーツに噛みついていた。 だめだ、入れたい… 「泉堂さん、入れるよ?…入れて欲しい?」「は…い」濡れている膨らんだ先っぽを、いたぶるように押しつぶす。 「あう…っ」「泉堂さ
にゃーす [3,294] -
必要悪 4
「凄い…濡れてるよ、燐」無表情で氷みたいな奴の癖に、ヤッてるときは子供みたいになるそれも計算なんだろうけど感じやすい体も、変わってない… 「ぬるぬる」「言うな、ばか」尖らせた唇で、濡れてる亀裂をチュッと吸いあげると、燐の細い腰がビクッと麻痺した。 「あ…それ、きもちぃ…」「じゃあ、たくさんしてやるよ」唇で包んで、そのなかで舌を蠢かせる。 膝に両手を置いて、麻痺して跳ねるのを抑え込む。 「ア、アア、
ポッキー [2,630] -
必要悪 3
「うわ〜、やっぱ木戸って綺麗ずき…つか、置かない主義だよね」一人暮らしのアパートに、燐はずかずかと入って行った。 言われた通り、?LDKの部屋に物は殆どなく、必要最低限に留めている。 「これじゃあ、女の子にもてないよ?」からかうように笑う燐。 「必要ないよ、俺には」燐のつけてる、甘いような…なにかの花の匂い?が部屋をそっと包む。 燐は黒のパーカーを脱ぐと乱雑に放った。 「翔真、なんて名前、あんまな
ポッキー [2,008]