官能小説!(スマートフォン版)

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ぺぺんたの投稿された作品が138件見つかりました。

 
  • トライアングル 37

    お前にわかる? 何にもしてないのに、見下してんじゃねえって言われた人の気持ち たまたま好きなことが勉強だっただけなのに 贔屓されてる、とか…がり勉って嘲られる子供の気持ち 俺は引っ越してばっかで、友達なんか出来やしなくて いつも一人だった。 ここにきて、ようやく親父にもう引っ越ししないよって言われた時でも だからといって友達が出来るとは思えなかった 俺がもっと笑ったり、怒ったりしてたら友達できるか
    にゃんこ [927]
  • トライアングル 36

    「琉聖のことだよ」静留の言葉は石みたいに固く、かたまって地面に落ちないのが不思議なくらいだった。 「琉聖が、なあに?」「どう思ってんの?」刺々しい声。 おいおい、静留のそんな声…聞いたことねーぞ。 連理はふっとため息をついた。 「好きだよ」「友達、として?」なんなんだ? 話をどこに持って行きたいんだ? 連理は恐らく微笑んだんだろう。 見えないけど感じた。 「静留…どうした」「琉聖が…琉聖のこと…本
    にゃんこ [1,015]
  • トライアングル 33

    さっき連理を好きになりたいと嘯いた癖に 静留が訪ねてきたことで明らかにテンパッてる俺。居ても立ってもいらんないから、情けなくも… 俺は 跡をつけたんだ。言い訳はしない。 卑怯だし、女々しいし何しに来たんだろう? 俺は走って追っかけた。 どうせ行くとこは限られてる…近くの公園だ。 小さい公園だから人目にもつかないし。 と 並んだ後ろ姿が見えた。 少し離れてるだけだが、妙に隔たりを感じる。 寒さに背中
    32の更新が遅いのでもしやカテゴリー間違いかと不安なにゃんこです [1,149]
  • トライアングル 32

    一線を越えちゃうのは案外簡単だった。 気恥ずかしいのは俺だけで連理は全然変わんないし。 「痛くないわけ?」と聞くと 「始めだけね」と笑われた。 ならいいか、と思う俺はどっか病んでるなww 興奮も冷めちゃって、帰るのも面倒で。 だから連理の家に泊まることにして、テレビ見てた時に「あ」とか連理が目を見開いた。 「なに?」携帯を見つめる連理 「来てる…外に」「は?」連理はパタっと携帯を閉じて、俺を見つめ
    にゃんこ [1,106]
  • トライアングル 31

    連理の部屋で、キスしながら浮かされたように俺たちは突き進んでいた。 慣れた連理に任せればいい 俺を押し流して。 「琉聖…」掠れた声で名前呼ばれる。 「忘れよう…全部、捨てよう…連理、連理、お前のことが好きになりたい」乾いた声で笑われて、身体が熱くなる。 欲情のみが脳を支配する。 「あ」たくしあげられたシャツ。動き回る舌。時々、唇から漏れる吐息…仄暗い連理の両目…濡れた指…。 「れ…ん…」欲望の中心
    にゃんこ [1,487]
  • トライアングル 30

    普通に学校に行く。 もう何だか全部どうでもいいから別に臆したりしない 静留とは全く話さない。 何かを訴えるような眼差しを視界の端に捉えつつ完全に無視していた。 怖かった。 あの目と向かいあう勇気はなかった。 きっとこの先、一生ない。 「具合、おけ?」連理が近づく。「おけ…かな。うん」ほっとする。 「顔色、あんま良くない」「どうでもいいよ」連理をじっと見つめる。 年上の女に本気で恋してズタズタになっ
    にゃんこ [1,163]
  • トライアングル 29

    ずーっと抱き合って、それから離れた。 「ごめんな、色々」「本当になあ〜借りは返して貰うからな」口調とは裏腹に、優しい手つきで頭撫でられる。 「サンキュー」「まあ、あれだ。気にすんなよ」…気にすんなって状況じゃないんだけどねww 「今日は帰すけど、今度あんまり落ちてたら、俺、我慢しないかんな」「…エロ」傷の舐め合いがなんだっつーの。 ダメって言われる筋合い誰にもない。 舐めて楽になれるなら、上等じゃ
    にゃんこ〜mixi募集記入してますww [1,153]
  • トライアングル 28

    俺たちより、もっとしんどい恋愛してるやつがいる。 とか 自分ばっかり不幸背負ってないで前を見ろ。 とか わかってるけど、意味ないとしか思えない。 他と較べたら楽になんのかい? もっと上手に人生選べる様になんのかい? なんねえよ。 「こーゆーのが、傷の舐め合いってのかね?」連理と強く抱き合いながら俺は「間違いなく」と答えた。 当たって砕けろって言われたことありますか?恋愛してるダチに、ダメもとで告白
    にゃんこ [1,098]
  • トライアングル 27

    泣いて泣いて、号泣ってこういうことかってくらい泣いて、ようやく枯れた。 もう空っぽな気がする。「嫌われた方が楽なんだ。俺、どうしたらいい?嫌いになる方法教えてくれよ!?なんであいつ、男なんだ、なんで俺はあいつがこんなに好きなんだ」「なんでだろうねえ…」ゆったり、連理が呟いた。 「お前って本気で恋したことないの?」噛みつくみたいに出た言葉に連理は微笑んだ。 「あるよ」その笑顔に、俺は驚いた。 あんま
    にゃんこ [1,116]
  • トライアングル 26

    ゆっくり起き上がる。 まだ世界が回ってる。 信じらんない気持ち悪さ。 「吐きそう」「いいよ、その辺で吐いても」できるか。 連理は静かに横に座った。「お前倒れたんだよ、気を失ったやつ初めてみた」気を失った? 「なんで?」俺の質問に連理は笑って 「お前じゃないからわかんねえよ、ばか」そっか。 あ、俺…静留に… 「大嫌いっつったな…」連理はため息をついた。 「お前って本当にエゴイストだよな。あれはね
    にゃんこ [1,118]
 
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