官能小説!(スマートフォン版)

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ボーイズラブに含まれる記事が1120件見つかりました。

 
  • セタンスクレ24

    "佐木が自分から退職した理由を―…"なんで…「…何でその事…」目の前の男は皮肉そうに笑う「なんの前触れもなく"退職の決定と共に有給に入る"なんて…普通おかしいでしょ。…まぁ相手が佐木だから周りは納得してたみたいですけど」「…それだけの理由か」勘繰るように言うと"まさか"と言いながら原島は肩をすくませた。「本当は見ちゃったんですよ。あの日の朝…佐木が所長に退職届け出してたとこ」「…」「"辞めさせて下
    イサヤ [1,439]
  • セタンスクレ23

    原島はこちらをチラリともせず『チャラけてないですよ。』と笑った「ただ何か、俺も色々面倒臭くて。」さっきからコイツは…いちいち遠回しの言い方に苛々する。「…じれったいんですよ。」言いながら原島はシャツのポケットから煙草を取り出した「吸っても?」俺が頷くと慣れた手つきで1本抜き出し火を点け不味そうに目を細めるすぅっと吐き出した紫煙と共に言葉を繋いだ「佐木の、退職理由を聞いて良いですか」ドクン、と胸が脈
    クォタ [1,504]
  • セタンスクレ22

    「おい…」「…あー、あと牛ハラミ4つとー、握りサーモン6つで、そんでから海鮮盛りも」「かしこまりました」…どんだけ食う気だ。仕事終わり、家に帰ろうとする所原島に呼び止められた『奢るんで付き合って下さい』普段は女以外に出す金は無いやら奢れ奢れと言う男がどういう風の吹きまわしか「初めてですねぇ二人でご飯」俺の気持ちを余所に原島は楽しそうにしている「…お前、払う気さらさらないだろう」「え?何で?」「頼み
    クォタ [1,668]
  • ラヴァーズ 11

    「はっ…あああ…」みっともないくらい、声が出てしまう。 堪えようがない、舌は亀裂をなぞり、滑り落ち…包んでは淫らな音をたてる。 「ん…あっ、あ…ダメですよ…そ、それ以上されたら…俺…っ」彼は素直に従って、濡れた唇の端をあげてみせた。 器用な指先はまだソレを弄び、露を滴らせる先端を撫でた。 びくっと鳥肌が立つくらいの快感で、俺はかろうじて耐えてみせる。 「イッてもいいのに…」不意に腹が立って、彼の肩
    にゃーす [3,421]
  • ラヴァーズ 10

    「藤原さん…」 解ってる、というように頷いた。 初めてである必要はない。泉堂はほっとしたようにため息をついた。 お互いまだ、名前さえ呼び合えない仲なのに…身体だけ重ねてる。 というか、敢えて名前を呼ばないようにしていた。 ある程度冷静でいられる気がして。 ほんの気休めだけどね。 白い腕がシャツの隙間をぬって、背中を撫でる。 冷たい掌だ。 「ふ…っ…」押し殺した喘ぎに止まらない激情。 泉堂のベルトを
    にゃーす [2,612]
  • ラヴァーズ 9

    「泉堂さん、俺は…」彼は軽く合わさった唇を離し微笑んだ。 甘く軽い麻薬のよう。 「大丈夫だから」その言葉を合図に、俺は彼を寝室に引き入れ押し倒した。 激しく舌が絡み合い、彼の指がもどかしく俺のネクタを緩め、ほどいた。 「藤原さん…僕…おかしくなりそうです…」突き出された舌を舐める。柔らかな舌、二枚の舌からチュクチュクと濡れた音が響き、さらに気持ちを煽る。 ワイシャツのボタンを外し露になった彼の鎖骨
    にゃーす [2,247]
  • ラヴァーズ 8

    「…は…っ…あ…っ」淫らな音で寝室が満たされている。 こうなるのは彼がありがとう、と答えた時に既に決定していた気がする。 部屋に上がったら、もう必然だ。〜1時間前〜泉堂さ…いや、泉堂は部屋に上がりネクタイを緩めた その動作が計算された色っぽさを生み出し、頑なで清らかなイメージから一変させた。 「何故かなあ…」俺を振り返り上着を脱いで座椅子に乗せた。 「なにが?」たぎる情欲に声が低く掠れる。 彼がゆ
    にゃーす [2,699]
  • ラヴァーズ 7

    二人で連れだって歩きながら、俺はこの痺れるような感覚が自分だけのものなのかお互いから発するものなのか…はかりかねていた。 かつて出会ったとたんに、惹かれて寝たこともある。 付き合うとか、そういうんじゃなくひたすらに淫らな欲情にお互いが突き動かされて。そういうときの電流に似た緊張感があるのは気のせいなのか? あくまでもあれは男女間においての出来事だし。 けどどうしようもなく惹かれている。 どうしよう
    にゃーす [2,102]
  • ラヴァーズ 6

    かろうじて救われたのは他の連中には聞こえなかったらしいということ。 俺は動揺しまくって、ウーロンハイを啜った。 「いや、あ、そんなんだと、も、もてたんじゃないかなーとか」うわあ、俺こそくだらねえ〜!!!「いや、全然です」んなわけなかろうが、と思いつつウットリと魅了される俺。 長い指先で細いグラスをなぞる仕草が艶(エン)だ。 その指を俺の指に絡めたら…ほんのり色づく頬に触れたら…危うい妄想は酒の力で
    にゃーす [1,842]
  • ラヴァース 5

    「ではあ〜、新入社員の明日からの頑張りに期待して乾杯〜!!」40は越えてるであろう、小太りな先輩の音頭で宴会は始まった。「泉堂君てスッゴい可愛いね〜♪」暫く時間が経過していくにつれ、女子社員が解りやすい関心を彼に向け始めた。 俺が感心したのは、そういうどうしようもない言動に対し、否定も肯定もなくただ、ニッコリと微笑んでいる彼の態度だった。 必要最低限の受け答えしかしない俺たちを酒のまわった連中は放
    にゃーす [1,621]
 
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