官能小説!(スマートフォン版)

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ボーイズラブに含まれる記事が1120件見つかりました。

 
  • クレイジーキャット 13

    「庄野碧先生、本当に凄い先生だよ」無垢な顔で、休み時間、興奮気味に飛び込んできた静留に俺は曖昧に頷いた。 碧(ミドリ)か、女みてーな名前。 内心悪態をつくも、その名が実は似合うことに余計に苛立った。 「もうクラスメイトの名前全部覚えてるし…優しいし…女子なんか完璧まいあがっちゃって」ふーん。 けどご当人は女子に興味ないんじゃないんすかね? 小学生だった連理を仕込んでた男。気持ちを弄んだ、それでも
    にゃんこ [1,098]
  • クレイジーキャット 12

    まだ好きなわけ の質問をはぐらかされたこと、そして更にはぐらかされたことを知っていて受け入れたことに 俺は気づいてた。 ベッドに潜り込んで、目を閉じる。 静留。 この想いは永遠だ、とうそぶいた時、連理は言ったっけ。 永遠の想いなんてない と。 それは、誰に向かって言ったんだ。 俺? 自分? …アイツ? 産休に入る担任の代わりに…って静留の話を思い出す やり手、か。 確かにそれっぽい。 嫌みなくらい
    にゃんこ [1,060]
  • クレイジーキャット 11

    「連理」ゆっくりと歩幅をゆるめて歩く連理。 普段と変わらない様子を装っているのだとしたら失敗だ。 身体中が緊張している。「アイツなんだろ…連理の…好きだった家庭教師」「…」黙ってる。 それは答えだ。 俺は妙に苛立ち…さらにアイツが嫌いになった。 完璧な大人。 あまりにも俺と違う人種。 生まれながらの勝ち組気質が全身から漂う男。 だから、嫌いなわけじゃない。 気づいたよ。 嫉妬だね。 連理にこんな顔
    にゃんこ [1,101]
  • クレイジーキャット 10

    男と連理の間に、何か…言い知れない電磁波が通ったようにみえた。 俺は直感的に気づいた。 コイツだ。 コイツが…連理の…家庭教師だったやつだ。 女だと思っていた。 いや、連理はそう思わせていた。 けど、間違いない。 男は、今まで見たことがないくらい「洗練」されていた。 身長が高いやつにありがちながさつな動作は微塵もなく、超然としている。 それでいて、清潔さよりも…全身から色気が漂っていた。 なよなよ
    にゃんこ [1,114]
  • クレイジーキャット 9

    今日の連理はおかしい。 お前なんか大嫌いだって言ってやろうかとも思ったけど…可愛さに免じてやる。 実際、俺もね、まあ色々あったわけで。 んで、色々世話にはなったわけだし…。「まだ帰ってないのかい?…下校時刻は過ぎたよ」後ろから声がしたとき、飛び上がるくらいビビって、俺は連理から体を離した。 振り返ると、見たことない男が立っていた。 連理が目に見えて青ざめた なんだ? 彼は、にっこり笑って下駄箱にそ
    にゃんこ [1,052]
  • クレイジーキャット 8

    べったべたになった手を洗う連理の後ろを何にも言わずに横切った。 鞄、引っ掛けて玄関へ向かう。 後からすぐに連理が追いかけてきたのに気づいても、シカトした。 横に並ばれても、完全にシカトした。煮えくり返っていた。「琉聖!」「…いま、俺に触ったら殴るからな」「ごめん」ピタリと足を止めて連理を見返し…驚いた。 「なんでないてんの」連理が泣いてる。 なんで? 「ごめん、琉聖」いきなり抱き締められた。誰もい
    にゃんこ [1,177]
  • クレイジーキャット 7

    俺ね、いくら抱かれたりしてもだね 今まで無力って感じたことはないわけですよ それがどうだい、この有り様…無理やりキスされて乱れさせられちゃって いくら借りがあるっつっても、そりゃあんまりじゃねーの?連理さんよぉ〜? とかなんとか考えられんのは、連理の指が止まってるときだけ 腹立つ! ムカつくくらい俺を知り尽くしてるから! 「ま、やめ…本当に嫌だってんのに」「足、開いて後ろむいて」するか! とか思っ
    にゃんこ [1,149]
  • 俺の生きる意味 26

    俺は蒼星が好き。 好きになったから生きている。 毎日馬鹿みたいな言い合いをしてるが 毎日が楽しい。 蒼星は俺に生きろといった。 とても感謝してる。 そして…今は 北斗蒼星が俺の生きる意味。 END 長々とすみません? 読んでくださった方ありがとうございましたm(__)m よかったら評価をしてもらえると嬉しいです? また新作書くので読んでください? 龍でした?
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  • 俺の生きる意味 25

    俺が手術して数ヶ月後。 蒼星は相変わらず忙しそうにしてるが必ず俺のところにやってくる。 『また来たのかよ…まだ1時間しか経ってないけど?』 俺も文句は言うが 「1時間も経ったんだ」 嬉しくて仕方ない。 そして必ず頭を撫でていく。 「元気そうで何より!」 そう言ってまた仕事に戻っていく。 「そだ!秋仁。明日退院していいって許可出たよ!」 『マジ!?』 また俺の隣に来た。 「ただし!」 『ただし?』
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  • 俺の生きる意味 24

    俺は夢をみた。 優しい光の中で蒼星が抱きしめてた。 とても心地よくて、安心出来る夢。 だが、俺は痛みで目を覚ました。 切ってるんだから当たり前と言えば当たり前なんだが痛すぎる。 俺はナースコールを押した。 「どうかされましたか?」 『あの…蒼…じゃなくて北斗先生呼んでもらえますか?』 ナースは分かりましたっと言った。 数分後、蒼星が息をきらして部屋に飛び込んできた。 どうやら全力疾走してきたらし
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