官能小説!(スマートフォン版)

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ボーイズラブに含まれる記事が1120件見つかりました。

 
  • それぞれの明日 19

    全てさらして、沈黙する圭に俺は何て言えばいい? もともと仕組まれた出会いで、駆け引きで、敵だ。 厄介払い…いまなら出来る…。してしまえ、と俺のどっかが囁く。 弱味を見せた人間を側に置いておくとお前はどんどん弱くなる。 悠が、いい証拠だ。 寂しいという感情を悠が引き出した。 圭はこの先、お前にどんな感情を植え付けると思う? …違う…。 俺が怖いのは…。 すがることだ。 すがって振り払われることなん
    にゃんこ  [1,114]
  • 俺の生きる意味 8

      俺はそれから持ってるお金で生きるのは無理だからバイトを始めた。 それから一人暮らしの友達の家に居候を始めた。 そんなある日。 友達とテレビを見ながら遊んでいると玄関のチャイムがなった。 「はーい」 友達が出て玄関で誰かと話してる声が聞こえてくる。 そんな声を背中にあびながらテレビを見ていると背後に気配を感じて振り返った。 「やっほー♪お迎えにあがりました♪」 そこには黒髪の整った顔で長身の
     [1,622]
  • 俺の生きる意味 7

      先生の説明によると心臓に穴が開いてるらしく、それを閉じる手術をしないと死ぬらしい。 が、俺は手術を拒否した。 このまま死ねば俺は何もない日々から解放される。 親には保険金入るから大丈夫だろう。 そう思った。 だから入院も拒否した。 そして、逃走した。 死ぬまでは自由に生きる。 そう決めた。
     [1,527]
  • 俺の生きる意味 6

      しばらくして親が診察室に呼ばれた。 それから15分ぐらいで俺も呼ばれた。 中に入ると先生が椅子に座ってて、その前に親が座っていた。 先生を見て俺は驚いた。 「やっ!また会ったね。」 軽く微笑んで、手を挙げたそいつはさっきぶつかったむかつく先生だった。 俺がムスッとすると 「そんな顔しない。こちらに」 そう言って椅子を出してきた。 俺は椅子に座ると先生を睨んだ。 先生は微笑んで 「今日から
     [1,437]
  • 俺の生きる意味 5

      翌日。 俺は親に連れられ、病院に行った。 行くといろんな検査をされた。 検査が終わり、結果を待ってる間病院内をうろうろしていた。 病棟の角を曲がろうとしたら ドンッ!! 俺は誰かにぶつかり、尻餅をついた。 『ってぇー』 「すまない。大丈夫か?」 顔をあげると白衣を来た男が手を差し出していた。 『あっ、はい。』 俺はその手に捕まり、立ち上がった。 そして、目の前の男を見る。 身長は180ぐら
     [1,464]
  • 俺の生きる意味 4

      『失礼します。』 保健室に入ると担任がいて、椅子に座るよう言われた。 座ると担任が 「少し待ってな。」 と言った。 暫く担任と話しをしていたらノックの後に保健医、診断をした先生、最後に俺の親が入ってきた。 先生達は俺が座っていた机の空いてる席に座った。 「これを見てください。」 そう言いながら、机の上に一枚の紙を出した。 マス目のついた紙に黒い線が波をうっていた。 さっき検診した心拍を表し
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  • 俺の生きる意味 3

      気温が1番高くなる午後2時。 健康診断が順調に進み、他の学年はあと帰るだけになった。 1年は心臓検診を残すだけ。 これも順調に進み、俺らも帰るだけとなった。 真二と校門を出ようとすると後ろから担任の声がした。 「黒崎ぃーー!!!」 声のした方を振り向くと教室の窓から担任が見ていた。 「黒崎!今すぐ保健室に行け!!大至急だ!!!」 隣にいる真二を見ると不思議そうな顔をしている。 『先帰ってて
     [1,345]
  • 俺の生きる意味 2

    「クロぉー!!」 学校に登校中、後ろから俺の背中を叩くこいつは親友の真田 真二(サナダ・シンジ)。 因みにクロとは俺のあだ名。 だって、黒崎 秋仁(クロサキ・アキヒト)だから。 「なぁー、今日健康診断の日じゃん。それも、心臓とかの検診で1年だけ帰り遅くなるんだってよぉ」 『なにそれ。面倒なだけじゃん。』 横をダラダラ歩く真二を見て、こっちまで学校に行きたくなくなる。 『帰ろうかな…』 足を
     [1,310]
  • 俺の生きる意味 1

    いつもと何も変わらない日々。 ただ、時間だけが過ぎていく。 青い空。 それもいつもと変わらない。 雲がゆっくりと流れる。 鳥たちが自由に飛び回る。 そんな夏の空を見上げて、俺は呟いた。 ただ一言……死にたい……と。
    龍 長編です?しばらくの間お付き合いくださいm(__)m  [1,780]
  • それぞれの明日 18

    「せめて許してくれ」…? 「朋子がお前にした仕打ちを。考えてみれば生死をさ迷ったんだもんな。俺も精神的にお前を追い詰めたんだし…」「バカじゃねえの?」俺はベッドにバフッと体を預けながら吐き捨てた、 「許すも許さないもねえんだよ、俺らは。初めからそういうんじゃねえんだ。俺は早川を信頼なんてしてなかったし、早川だって俺を憎みこそすれ、本当に愛したりはしてなかったんだぜ?俺を利用しようとして、利用され
    にゃんこ  [917]
 
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