官能小説!(スマートフォン版)

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ボーイズラブに含まれる記事が1120件見つかりました。

 
  • にゃんこの独り言

    これから始めようと思っているSTORYは…いや英語でいうほどじゃあないんですが… おそらく、にゃんこがいままで書いてきた物語史上一番下らなく、かつ意味がないのではないかと思うので純粋に美しい「腐」なワールドの好きなお方は、読まない方が精神的にいいやもしれませぬww にゃんこは今まで鬼畜とか(リイチ君、オキニです)眼鏡君とか (亮くん、Hなしでゴメン)完全なるやおいとか (良夜って名前が好き)ち
    にゃんこ 月夜…は長々放置な品でした。皆々様、読んで下さって有り難うございました(≧▽≦)  [1,742]
  • 月夜の晩に 20最終回

    「ありがとうな…」裸の体をシーツに巻き付けて、俺は猫みたいに伸びをする先輩を見つめていた。 「何がすか」不思議なくらい穏やか。 さっきまでの激しい情欲じゃなく、ゆったりと漂う感じ…前までの虚無感も不安感もない。ひたすらに、先輩が好きで優しい気持ちになる。「お前みたいな不器用なやつが、伝えてくれたから」俺はにっこりした。 「だって、好きで仕方ないから」先輩はわけのわかんないテンションでベッドにダイ
    にゃんこ  [1,881]
  • 月夜の晩に 19

    「先輩、出掛けるんじゃないんすか…」閉じられた玄関、抱きすくめられた俺。 長い腕が回されて息が出来ないくらいの強さで締め付けられて。 「どうでもいいさ」掠れた声。 欲情している時の先輩の声…。 冷たい唇が俺の唇にぶつかる。 濡れた舌が捩じ込まれる。 「っ…ま、って…」「待たない。どれだけ待ったと思ってんだ」先輩の指がいとおしげに俺のシャツに滑り込み、肌を探っていく。 「疲れるんじゃないの、俺のこ
    にゃんこ  [1,833]
  • 月夜の晩に 18

    先輩がいる。 目の前に。 でも見れない、見上げられない、なんて言ったらいいかわかんない。 極度の緊張で頭がおかしくなりそうだ。 「…なに?」久しぶりに、俺に向けられた言葉。 先輩の声。 俺は…声が出なくて、どうにもできなくて。 握りしめた手を開こうとしたけど、体が言うことを聞かなくて。 「…風見?」名前…。 俺の、名前。 先輩の唇から出たのは俺の名前。 それだけでこんなに胸が熱くなるなんて。 視
    にゃんこ No.違い、すんません(>_<)!まだちょっと続きます…読んで下さってる方々ありがとうです!  [1,601]
  • 月夜の晩に 16

    俺は、破裂しそうな心臓をおさえつけるのに必死で…もう必死で必死で必死で。 目眩、動悸、呼吸困難。 だれか助けて、と言いたいくらいの緊張。同じ漢字を持つ優しい奴の助言に従って、俺はここまで来てしまった。 ああ。俺のいつもの壁がない。心細くて仕方ない。 あああ。 ベルに手が触れる。 笑っちゃうくらい震える指じっとり手の内がしめっている。 ああ。 俺は、本当に…。 先輩に出逢うまで本当に 「人と接す
    にゃんこ  [1,830]
  • 月夜の晩に 16

    全部、全部、全部 話してしまった。 「俺、もう、解んない」泣き枯らした声でぽつりと呟く俺を、秋人はキョトンとして見ていた。 …あ、そうか、忘れてた。男同士だったっけww 気持ち、悪がられるかなあ…まあ…いいや。 もう、いいや。墜ちるならいっそどん底。だが、秋人はポンッと肩を叩いた。 しかも陽気に、強く。 「…お前、バカ?」いきなり言われた。 なんだ、そのダメ出し。 「問題、なくね?」…? 俺がぼ
    にゃんこ  [1,785]
  • 月夜の晩に 15

    「お前ここんとこずうっとおかしかったよな」野坂秋人に引き摺られるように保健室に連れてこられて、俺はぼんやり天井を見上げていた。 「そうか?」秋人とは余り話したことはないけど、他の連中よりは部活が同じなだけに関わることは多かった。 俺と同じに寡黙で、俺とは全く違う、おっとりした優しさの感じられるヤツだ。 「お前、蠍座?」「…は?」秋人が小さく笑う。 「秘密主義だから」俺も、笑った。 あれ以来、初め
    にゃんこ  [2,101]
  • 月夜の晩に 14

    朝がきて、夜がくる。 そんな当たり前の1日1日を繰り返すのがこんなに大変だったとは。 長い、長い1日。 俺は普通な顔をして、部活にも顔を出している。 何事もなかったような顔をして。 いや、なかったんだ。 実際、「なんにも」なかったんだ。 でも、なんでかな…。 筆を持つ手に力が入らない…なんにも浮かばない。 外を見ようと目を向けて、失敗した。 窓際にあの人がいる。 名前、考えたくない。 浮かぶけど
    にゃんこ  [1,681]
  • 月夜の晩に 13

    「好き…?俺を?」先輩は頷いた。 「ああ。ずっと好きだったよ、俺は俺なりに伝えていたはずだ。でもお前は…いつも外さないその眼鏡と同じように、壁を作って事実から逃げてたんだろ?」好き…だった? だった…。 先輩はため息をついて、頬についた髪を払った。 こちらを見返した先輩の目は、俺を映してはいなかった。俺を通り抜けて遠くを見つめていた。 「わかったよ、風見。もう、やめよう。付き合ってたわけじゃない
    にゃんこ  [1,988]
  • 月夜の晩に 12

    オモチャ、という単語に先輩の眉がつり上がった。 「じゃあ、何を求めてるんだよ、お前」言葉に気温があるなら俺は凍りついてる。 だけど一度出た想いは最後まで出し尽くせ、と口の中で暴れていた。 「あんたに求めることなんて…な、なにもない。言ったろ?あんたは暇潰しで…俺にチョッカイだして、俺は…わかんねえ、何いってんだ。俺は…だから…」支離滅裂だ。 「そうやって拒否するんだな、いつもいつも…自分の気持ち
    にゃんこ  [1,894]
 
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