官能小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 人妻 >> セピア色の予知夢?

セピア色の予知夢?

[2343]  高橋  2010-05-17投稿
夫の隆は 35歳。世間で言う一流大学を出ていた。
私は見栄を張る訳ではないが隆の身なりに気を使っている。
洋服や持ち物、さりげないところまで私が揃える
社内や得意先、銀行など仕事上の相手への配慮だ

同期入社の中の出世頭が私のひそかな誇りだ。
その大学を出たからと言って今言う草食系ではないところが好きだ。
私達は大阪支社で知り合い結婚したが二年後に東京本社に異動された。

寿婚で私は退職した。
今も専業主婦である。
何度かパートに出たが私から望んでそうしたことはない。
元上司の紹介でパソコンシステムを立ち上げてあげたり、甚だしいのは街で声を掛けられて、全国的に有名なジュエリー&ブティック店の店員を手伝ったりはした。

そんな色んなところで身につけた感性みたいなものが私にあるとすれば、それを隆の昇進に活かして上げたいと思う。
隆の厭味のない程度の身嗜みに私は自信がある
…私が最も嫌なのは男とすれ違った際の整髪料、コロンなどの強烈なまでの臭いだ。

話が横にそれたが、結婚以来そうした隆との家庭生活を続けて来て、隆の変わらぬ私への対処をしてくれる中で最近、何か私の心にさざ波のようなざわめきを感じるのだ。

原因は判っていた。
あの、同窓会のハガキだ

何度も夢を見た。
聡が出て来る夢だ。
ハッと目覚めて隣の隆を見る。三流コメディに出て来るような、寝言は言わなかっただろうか、とか思って喉の渇きを覚えたりした。
恥ずかしい話だが、下着を濡らすような夢ばかりだ。内心、焦ったりする

結婚以来 9年。隆との性生活も多い方ではない。
隆は 35歳ながら社内では課長の立場にあり、昇進の噂もあるようで、体力的に自信を持っている隆でさえ疲れた様子で深夜に帰宅することもある。
だからここ近年、私から求めることはしてない。
性生活も取るに足りない贅沢な不満くらいに私は考えていたのだが……

隆か私がその気になって直接タッチ、愛撫されるならともかく、夢や常日頃、下着を濡らすなどビデオを見過すぎのエロ話だと思っていた。
だから、焦った。
その夢を見ると濡れる!

あの頃。聡がバレー部、私がテニス部、共に男女部のキャプテンだった。
聡はバレー部員とすればそれ程背は高くなく 180?程だったがジャンプ力が抜群でエースアタッカーだった。

私達は付き合っていた。
キスもした。抱き合った…セックスと言えるかは別にして…桜の木があった。

感想

感想はありません。

「 高橋 」の官能小説

人妻の新着官能小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体 - PC版へ
© TagajoTown 管理人のメールアドレス