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それぞれの明日 24

[1155]  にゃんこ〜もうすぐ、やっとこ終わりそうです(>_<) 本当にだらだらスイマセン!アキヒトの話が一番進みが悪いです…ww読んで下さってる方々有り難うございます★  2010-08-06投稿
「あ、僕らもう帰るから」
時計みて唐突に呟いた悠。なんだよ、いつもならギリギリまでいんのにさ。

「その顔だとわかってないね!今日はクリスマスイブだよ?」

!

あ、本当に俺、忘れてた! 世間のエセクリスチャンのお祭り騒ぎじゃねえか。 俺、すげえなあww
一大イベント忘れてるなんてさ。

「とゆーわけで、僕らは帰りますよ。
特別な日なんだから」

「あっそ!」

憎まれ口を叩こうかとも思ったが、誠司の余りにも幸せそうな顔に免じ許してやる。

「じゃあな」

慌ただしくパタパタ消えた二人の後ろ姿を見送る…とさっきまで悠が座っていた場所に封筒が落ちていた。

忘れもんか。

その瞬間、病室の扉が開いて「おい、忘れてる…」といいかけて唖然とした。
圭だ。

「何が忘れてるんだ?」

ニヤニヤしてやがるけど、俺は声も出ない。
びっくりして。

「俺に会いたいらしいナ」
…う。
ズバリ言われるとなんかムカつく。

「俺も、って言ったら信じる?」

ちぇっ、久々に会ったのに余裕だな。

「悠が仕組んだろ」

「そ。なあ、なんで会いたかったの?」

圭が忘れ物の封筒をベッドに放って座った。

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