官能小説!(スマートフォン版)

ぶぁか! 5

[2501]  にゃんこ  2010-08-13投稿
ちー…。

ファスナーの上がる音。
完全なる俺のミス。
けど、可愛いメイド服はやっぱりフロントやサイドよりバックのが…。

いきなりゾクッとして、ひゃっと肩をすくめた。

コットンの指が俺の肩甲骨に軽く触れたのだ。

わざとか?
にゃろ〜!

「まだ見るなよ!
こっからは後ろむいてろ」
何故か妙に沈黙して、コットンは素直に頷いたようだ
よーし!

俺は予算内で激安ショップから勝った黒い靴下を履き(勿論フリルはつけた)パニエをはいた。
うん、これでよりボリューミーww!

そして忘れちゃなんねえ、メイドカチューシャ!
百均で買ったカチューシャにデカリボンをつけた力作だ。
ヅラは高くて手を出せなかったが…俺はまあ元々女子のショートカットの子ぐらいの長さはあるから良しとする。

おお!
俺は…天才だな!

白いフリフリエプロンの胸あたりにつけたレースリボンが絶妙にぺったんこな胸をカバーしている!

完璧だ!

俺はいま、完璧な可愛いメイドさんだ!

…格好だけは。

「できたあ?」

ソワソワしてやがるな、まて、まだだ!

「ちょっと待て」

最後の仕上げだ…。

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