ぶぁか! 8
俺は深呼吸した。
俺は今から、俺じゃない。メイドさんだ!
だが、死んでもあいつをご主人様とは呼びたくない。ちっ、しゃあねえ…。
「ボロキレなんて、酷い、寿(ことぶき)くん」
Σ(゜д゜;)!!
すげえ勢いで振り返ったアホ若旦那ww。
しなっとした仕草で、ちょっと上目遣いしてみる。
「えっ?さ、サトッち?」
「お休みを削って、一生懸命作ったのに…頑張ってくれてありがとう、その言葉だけでいいのに」
ナーイス!
俺、ナイス!
不馴れな女言葉は不気味だから、極力可愛く言ってみる。「だわ」とか「よね」とかはやっぱり無理だし!
コットンめ、かなり動揺しているじゃないかっww
「い、いや、サトッちが頑張ってくれたのは解ってるし…本当にありがとうって思ってるし」
しどろもどろだな、おい!
俺は
「ほんと?」
と小首かしげてみせた。 男子の好きな仕草ランキング上位だろ?
コットン、まさかの赤面!
…た、楽しいwwww!
「本当に」
と、若旦那。
「本当にほんと?」
俺は…素質あんのか?
我ながら怖いぜ!
「本当だってば」
「わあい♪良かったあ」
俺は無邪気に喜び、にっこり微笑んでみせた。
俺は今から、俺じゃない。メイドさんだ!
だが、死んでもあいつをご主人様とは呼びたくない。ちっ、しゃあねえ…。
「ボロキレなんて、酷い、寿(ことぶき)くん」
Σ(゜д゜;)!!
すげえ勢いで振り返ったアホ若旦那ww。
しなっとした仕草で、ちょっと上目遣いしてみる。
「えっ?さ、サトッち?」
「お休みを削って、一生懸命作ったのに…頑張ってくれてありがとう、その言葉だけでいいのに」
ナーイス!
俺、ナイス!
不馴れな女言葉は不気味だから、極力可愛く言ってみる。「だわ」とか「よね」とかはやっぱり無理だし!
コットンめ、かなり動揺しているじゃないかっww
「い、いや、サトッちが頑張ってくれたのは解ってるし…本当にありがとうって思ってるし」
しどろもどろだな、おい!
俺は
「ほんと?」
と小首かしげてみせた。 男子の好きな仕草ランキング上位だろ?
コットン、まさかの赤面!
…た、楽しいwwww!
「本当に」
と、若旦那。
「本当にほんと?」
俺は…素質あんのか?
我ながら怖いぜ!
「本当だってば」
「わあい♪良かったあ」
俺は無邪気に喜び、にっこり微笑んでみせた。
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