官能小説!(スマートフォン版)

ぶぁか! 8

[2601]  にゃんこ  2010-08-19投稿
「寿くん…」

いっっつも人の揚げ足とっちゃあせせら笑い、しれっとしているコットンが…要領が限りなく良くて、流れるセセラギのようなコットンが。

まさかの赤面。

まさかの動揺。

俺相手に…待って、待って…すっごいすっごい…

面白いです。

持ってる扇子、落ちたし。拾わないし。
すんごいガン見だし。

「サトッち、ど、どーした…の?」

どもるしぃ〜ww!
ちょ〜ウケるんですけど、みたいなww! (女子風に)

「サトッち、なんて呼ばないで!…悟ってちゃんと名前で呼んで」

俺は、俺は…いま、かの名作ガラスの○面の主人公、北島○ヤのような、素晴らしい演技の才能を開花させつつあります。

「え〜…、…さ、悟、どーした?」

真っ赤だ♪
純情なんだよなあ、なんだかんだ言って。
可愛いじゃないか。

「ね、可愛いかな?」

俺は意地悪くも押してみる実際可愛いかどうか、気になるし〜。

と、不意にコットンの目が変わった。
あれ?
なんか…。

やば…。

遅かった。
高二男子、彼女なし男を挑発しちゃいけなかった。
「可愛い」
掠れた声で囁いて、俺は思いきり抱き締められていた

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