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予感 2

[7989]  輪廻  2010-09-19投稿
「美紀さんが緊張していたら、僕まで…ほら」

功一郎のシャツの胸の位置に、
美紀の手が置かれた。

「心臓…速い」

「美紀さんは?」

「あ……の…」

同じです、と、言おうとしたが功一郎は笑顔で美紀を撫でた。

「年下みたいですね。美紀さん、可愛い」

「そんな…ありがとう…ございます」


二人はしばらく見つめ合った。


「功一郎さん、私…私いつでもだいじょうぶですから…」


功一郎は、美紀の白く、華奢な腕を少し強引に引っ張って、美紀を自らの胸に抱いた。


「ほら、また…。リラックスしてくれなきゃ…」

「は…ぁ…ごめんなさい…ひ…久しぶりで…緊張…」

美紀の顔を片手で優しく包み、
功一郎は唇を重ねた。

「美紀さん…口開けて…」

「はい…」

功一郎の舌が美紀の唇を通り、
美紀の舌と触れ合った。

美紀はたまらず、功一郎の舌に絡ませた。

ぴちゃぴちゃ、くちゃくちゃと、水音が、二人だけの部屋に響く。


「……っふ…く…ふぅ…ん」

「ん……ぅう…」


功一郎が舌を抜くと、糸を引いた二人の唾液が、美紀の胸元に零れた。


「…あ。すみません…ね…」

美紀の胸元を舌先でつっと、舐め上げる。

無意識に彼女の口から吐息が漏れた。


「美紀さん、もっと声出していいんですよ?」

「でも…ぅ…ん…恥ずかし…い…です」

ワンピースを肩からそっと脱がすと、
美紀は言う通り恥ずかしがって、
顔を逸らした。

「ふふ。…いやらしいですよ、その顔」


「っ……こ……こんな…初めてで…緊張して……」

美紀は15歳くらいの幼い声を出していた。
表情もどこかあどけない。

しかし、恥じらいながら、
美紀はどこか悦んでいた。


「ああ……ブラが…見えますよ」

「ふっ…」

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