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two YOU 7

[5430]  輪廻  2010-10-30投稿
「なんで!
…なんで、真菜にばっかり…!
顔だって一緒なのに!
私にも…優しくっ……優しくしてっ!」


父親がいなくなり、今まで堪えていた真希の感情が一気に溢れていたようだった。


「真希………ごめん。
そんな風に思ってたなんて」

「ぅっ…うっ!蓮兄、私…連兄が小さい頃からずーっと、ずーっと……
……大好きだったんだよ」

真希の告白と、眼差しに、蓮一は理性を奪われかけた。

「真希……」

「蓮兄、私にもして……優しく…」

二人は、すでに我慢汁と愛液で濡れている互いの性器を、焦りながら、ぎこちなくあてがった。

「真希…」

「っん!!はあ……、蓮兄…蓮兄が初めて…入ってきた…」

蓮一はゆっくり動き始め、真希を抱き上げ、彼女ごと激しく上下させた。

「っん!ぅん!!んん!…!ひ!秘密だから!真菜にはっ…!はぁ…今、してるのが!…聴こえちゃ…!だめぇ!!」

真希は唇を噛み、声を殺していた。
しかし、蓮一が無言で伝えてくる愛情に、口から悦びが洩れる。

「っ!!ん、ん!ぅ!っあ!……あ、ぅ!ああっ!」

「真希…っ!!」

「あ!…やぁ!…蓮…にぃ…!いっ!イっ…ちゃう!!」

「俺も…っ!」

真希の口づけを受け入れ、その後、
上下する速度を、蓮一は速めた。

「真希っ!!」

「蓮兄ぃぃい!!!」

どくんと、真希の中に温かい感覚が流れ込んできた。
床にぼたぼたと、二人の混じり合った性液が零れ落ちた。

「っん!…はぁ!はぁ…!」

「真希……はぁ…はぁ…大丈夫か…」

「はぁ…はぁ…うん。…とっても……気持ち良かったよ…蓮兄は?」

蓮一はベッドに倒れ込んだ妹を撫でて、優しく言った。

「ああ…気持ち良かった…」

「やっと…私に……優しく…して…くれた」

真希は満足気に眠りについた。
蓮一がズボンを穿いたその時、
部屋のドアが開いた。

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