官能小説!(スマートフォン版)

テイク 2

[1350]  にゃんこ  2010-11-02投稿
響先輩は睨みまくりながら俺たちを見下ろす。
ま、まあ、無理もない。
このシーンのみならず、大体のシーンで俺達はNGを出しまくり、先輩をキリキリさせてるわけだから。

「くぉら、バカ共。これ以上手間かけさせやがったら…ギャラ返して貰うぞ」

風介は瞬時に砂浜の上で正座をし、そ、それだけは〜と土下座。
プライドの欠片も波に浚われていく。
などと、客観的になっている場合じゃねえ(>_<)

響先輩にジロリと睨まれ、俺も風介の横に並び、ははーと頭を下げる。

「で、でも先輩、何も文化祭に出すフィルムこんな内容じゃなくても…」

なあ、と風介を促し、やつもウンウン(´・ω・)と情けない顔で同意。



「うるっさいボケ共が!」
と一蹴され、俺達はヒィィと身をよせあった。

こ、怖いっ!
眼鏡の奥の瞳に焼き殺されてしまう!

「君達、解っていないようだな」

君、キター!! 先輩に君と呼ばれる時、それは話が長引くときだ!

キラリ、と眼鏡が秋の日差しに輝き息を静かに吐き出した。

横目でチラリと風介を盗みみると、同じく俺を様子みていたww

うん、心が通じあってるじゃん…。

今さらだがww

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