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母・女・メス 10

[4145]  ザクロ  2010-12-09投稿
ドキドキが止まらない。
このいじらしい男の子を自分はどうしたいと言うのだろう。

背中に回った息子の腕はシャワシャワとくねり、手のひらに力が入る。

その熱の上昇に唆され、思わず自分の両腕も彼の背中を撫で回った。

親子の抱擁と言うより・・・これは男女の抱擁?・・

膣に何度も力が入り、下半身が熱くなった。

(母さん盗られたくない・・)

(・・バカね・・そんなこと絶対ないから・・・)

(盗られるくらいなら・・俺が・・・)

その先を聞くのが怖かった。
涼子はグイと息子を引き寄せ。狂おしい勢いで頬擦りした。

(そんなこと、考えちゃダメ)

息子の手の動きが変わった。

背中にあった手のひらは、胸に押し付けられた!

(ハッ!)

この子は、どうしたいのだろう。母親のシンボルに対する懐古だろうか、それとも!

手のひらは膨らみを包む。飢えた子のような稚拙な欲求行動だ。

母性とも何ともつかない衝動から、涼子はその手に手を重ねた!

満たされぬ思いを遂げたい乳飲み子の手をいたわるように。

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