官能小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ボーイズラブ >> セタンスクレ21

セタンスクレ21

[1331] イサヤ 2011-01-31投稿
退職日を月末にしたのは引き継ぎがどうのとかでそれまでは有給として休みに入らせたらしい。


…いやいや

急過ぎるだろって話。


だが周りは良くないレッテルのついてた佐木に納得したんだろう
噂好きの女の子達がコソコソやってるくらいで変に勘ぐる様子はなかった。

“クビなら仕方ない”


とか。


前なら俺もそれで片付けられた話かもしれない。


でももう無理だ。


俺は“また”余計な事を知ってしまった。


まぁそれに深く関わってる人間なんて

一人しかいないけど。




ああ、めんどくせーな。
本当に。

「御電話変わりました、原島と申します」

『あれ?佐木さんは…』

「挨拶が遅れてしまい申し訳有りません、佐木は今月末で退職が決まり、これから私が担当させて頂く事になりまして…」

『え?佐木さんが?!』

電話の相手はかなり驚いていた様子だった。
急だとか以前にどうして佐木が?みたいな…

「はぁ、何分急ですからね、うちも少々バタバタしてまして」

『あーそうですよねぇ。あんなに優秀な方がいなくなるなんて』













…ちょっと、



今何て言ったの?

感想

感想はありません。

「イサヤ」の官能小説

ボーイズラブの新着官能小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体 - PC版へ
© TagajoTown 管理人のメールアドレス