官能小説!(スマートフォン版)

入り口 5

[1919] まろ 2011-02-01投稿
「い゙っ…ぁ!!」

クチッといやらしい音を立てて、樫本の指が俺の中に入ってきた。


「先走り、後ろまで垂れてる。エロい光景。」


「ふっ…!ヤメロ…っ、
ぬいて、くれ…っン!」


痛い、気持ち悪い、最悪。


目をきつく瞑って嫌悪感に耐えていると、目蓋に柔らかい感覚。


そっと目を開けると、樫本の顔が近くにあった。


「ハァ…かし…もと…ッ、
も、やめ…ン!っん…ふ…ぁ、ハァ…んン…」


そのままもっと近くなって、キスをされる。

深い深い、溶けそうなキス。

キスの間も、勿論樫本の指は俺の中を動き回る。


「んッ…ふぁ…ぁン…ンん」

樫本が唇を離すと、
つっと唾液の糸が俺と樫本との唇を繋いでいて、それが酷く卑猥だと思った。

ぼーっと、それを見ていると、


「キス、気持ちよかったみたいだな。」


樫本に耳元で低く囁かれて、顔が熱くなるのが分かった。

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