官能小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ボーイズラブ >> セタンスクレend

セタンスクレend

[3552] イサヤ 2012-01-01投稿
俺の寝巻きに着替える佐木の背中

体格的には同じくらいだから良いけど身長差で袖の長さがちょんちょん状態。

「何か俺…カッコ悪くない?」
正直、笑いを堪えるのに必死だった。

「なぁ」

「はい?」


「お前、覚えてるか?俺に"何でも言うこと聞く"って言ったやつ」

いきなり振られて佐木は目をぱちくりさせている。

「…え。」

「何だよ、忘れたのか?」


「覚えてますけど…何、いきなり、セッ禁とかやだよ俺?」

「アホか!」

バシッと脇腹を叩くと佐木は小さな悲鳴を上げた


「……墓参り」

「……は?」


最近吸う頻度の減ってきた煙草を手にとってカチリとライターを点けながら紫煙を吐く


「一緒につれてけよ。今度の休みでいいから」


佐木は驚いたようにして
俺に向き直った


「一緒に…来てくれるの?」


「当り前だろ。お前の代わりに文句言いまくってやる」

「え?怖、まじですか」
「できそこないのガキに育てやがってって」

予想外の答えに佐木は項垂れた

「そこ?」


「さんざん文句言って
そのあとはお前のお袋さんに、"息子さんは頂きます"ってやつ。言ってやりてぇし」


「…ふ、何で宣言なの?カッコ良過ぎでしょ」


「ま、俺も大人だしな。ちゃんと最後はお礼も言うよ。」


「お礼?何を?」



「…それはな」











C'est un secret.




感想

感想はありません。

「イサヤ」の官能小説

ボーイズラブの新着官能小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体 - PC版へ
© TagajoTown 管理人のメールアドレス