秘密遊戯 其の十六
『コンコン』
部屋の戸をノックされる。
珠代は急いで大介を座らせて膝に乗ってくる。
「珠代、大介、お母さん買い物に…何してるの?」
母が部屋に入って僕達を見てそう言った。
弟の膝に姉が座ってるのが不思議だったのかな?
スカートで隠してくれてるから、大介がズボンもパンツも履いてないのはバレてない。
「ゲームに負けた大ちゃんに、罰ゲームとして椅子になって貰ってる」
珠代が咄嗟に嘘をついて誤魔化した。
「仲が良いわね二人共…お母さん買い物行くけど一緒に行く?」
「留守番してる」
「そう、じゃあ誰か来ても玄関開けなくて良いからね」
母がチャチャっと身支度して家を出る。
「えへへ…二人きりだねぇ」
珠代が振り返って大介を見るが、その表情はだらしなく緩んでいた。
部屋の戸をノックされる。
珠代は急いで大介を座らせて膝に乗ってくる。
「珠代、大介、お母さん買い物に…何してるの?」
母が部屋に入って僕達を見てそう言った。
弟の膝に姉が座ってるのが不思議だったのかな?
スカートで隠してくれてるから、大介がズボンもパンツも履いてないのはバレてない。
「ゲームに負けた大ちゃんに、罰ゲームとして椅子になって貰ってる」
珠代が咄嗟に嘘をついて誤魔化した。
「仲が良いわね二人共…お母さん買い物行くけど一緒に行く?」
「留守番してる」
「そう、じゃあ誰か来ても玄関開けなくて良いからね」
母がチャチャっと身支度して家を出る。
「えへへ…二人きりだねぇ」
珠代が振り返って大介を見るが、その表情はだらしなく緩んでいた。
感想
感想はありません。