官能小説!(スマートフォン版)

0号14

[25191]  ザクロ  2007-01-12投稿
雪がとぎれとぎれに降り続く…
オレは美咲と2回目を終えていた…
ほとんど前戯なし、性欲に任せて入れるだけ…まるで犬や猫みたいに単純に…。
でもそれが、かえって刺激的だった。
他人と違って気心が知れてる…気を遣わずに、素直にセックスを楽しめる。
「え?…また?」
「ああ、まただ!」
美咲に飛び掛かる…
「キャ、」
ちゃんと濡れてる…
布団の中でせわしなく腰をぶつける!
ぺたん!ぺたん
「は!は!ああん!」ああ…交尾を繰り返すオスとメス…
小さい頃…妹は、オレだけの家来だった…
今、その頃を思い出した…
「言うなよ…誰にも…」
「あ!あ!」
「気持ちいいか?」
「うん!うん!最高…」

プルルルル…プルルルル…
電話の子機は美咲の部屋…
美咲はバスタオルを巻いて電話の方へ…
「あ、お母さん…?うん…」
もう四時か…
「遅くなりそう?」
しばらくして美咲が戻って来た。
「もうすぐ病院を出るって…」
「そうか…」
オレと美咲は、散乱したティッシュを片付けて、もそもそと服を着始めた。
「今晩なにかなあ…」これだけの異常な行為の後に、晩飯の心配をする自分がいる…。美咲も普通にほほ笑んでいる。

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