官能小説!(スマートフォン版)

snow drop -9-

[4777]  よざくら  2008-01-16投稿
もう嫌だ


何でなんだよ



「…相原?」



「…ッ……」


くちゃ…

「何で我慢してんの?聞かせてよ、声」


「…ッんだよ…っそれ……ンッ」
ちゅ,くちゃ…


コイツ,最低だ。
心配した様に声を掛けてくるクセにその手は執拗に俺の身体を貪って止まらないんだ。

それどころか焦らす様に触れてくる

それをもどかしく思ってしまってる自分に気付いて俺は俺を拒絶した



「…、く…っッあ」

荒い吐息が教室内に響く中必死で抑える声が洩れる

嫌がれば嫌がる程触り方が酷くなって堪えられない


「ほら、我慢しなくていいんだよ?」

そう言って歪む口元が淡い意識の中で鮮明に映った


全部黒城のせいだ


「なんで…こんな事すんだよ…」



「…相原…」


「何でこうなったんだよ?!ダチだろ普通に!!性欲処理なんて俺ですんな…っ!女じゃねんだ!!!」


ハァッ…ハ



思いをそのままぶちまけてやった
だって,そうじゃねぇか

今まで普通にダチだったのに

全部最悪な思い出になった


「もぅ滅茶苦茶じゃん…お前のせいだ…」



カッコ悪い…泣いたりして

普通キレて殴ればいいのに
身体がこわばったままで力が思う様に利かない






「…いいよ、全部俺のせいで」

感想

感想はありません。

「 よざくら 」の官能小説

ボーイズラブの新着官能小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体 - PC版へ
© TagajoTown 管理人のメールアドレス