官能小説!(スマートフォン版)

ヒア2

[6298]  2008-02-03投稿
自慢じゃないけど俺たち兄弟は全然似てない"



俺が中学3年で兄ちゃんが専門学2年生と年は5才離れてるから身長差があるのは仕方ない

だけど今俺がサバよんで160でも兄ちゃんはこん時既に170はあったと思う

今もまだ伸び続けてるから180以上はあるんじゃないだろうか

ほんとでかい…

それだけじゃなく頭だって違う
俺は必死必死で勉強しても全然頭に入んないのに
学校サボってばっかだった兄ちゃんはテストなんか最高点ばっかだった

で,やっぱ顔にくるんだけど昔から大人びた顔してる兄ちゃんは本来の歳より2か3は上に見られる
対して童顔な俺は中3にして小学生扱いをされるのだ



悔しいと思う事を文句にして兄ちゃんにぶつけたら
「陸斗は高校入ってから伸びるタイプだから大丈夫」とか「やればできるんだから焦んないでいい」とか優しく返された

こんなに優しいのも悔しい
俺はすぐ文句ばっかなのにそんな俺にまで優しいなんて何だかずるい




「俺も潤兄みたいになりたいなぁ」

俺は隣でコーヒーをすする兄を見ながら羨ましげに言った

「何で?」

「背も高いしなんだかんだ頭もいいしさぁ」

「何言ってんの,陸斗は今のままで充分可愛いじゃない」

「可愛いなんて嫌だ!俺は格好良くなりたいんだ!」

ムキになって叫んだら兄ちゃんはちょっとびっくりした後すぐに笑った
「はいはい陸斗は格好良い」

「…全然嬉しくない。」

「何その言い草〜兄を邪険にする気か」
そっぽ向いたらそう言って兄ちゃんが俺の頭をぐしゃぐしゃしてきた
あ〜あ凄い楽しそうな顔

「はぁ、兄ちゃん彼女いるだろ?」
「何?突然」
「なんとなく。教えてよ」
「いないけど?」
「本当?」
「本当だって,俺モテないし」

「うわ〜モテる奴に限ってそう言うんだよ。嫌味だ嫌味」
そうやってあしらってやったら急に腕を捕まれた

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