官能小説!(スマートフォン版)

ヒア13

[5935]  2008-03-27投稿


冷たい

今までこんな冷たい兄ちゃんの顔見たことない


…そう思って気づいた


俺兄ちゃんの怒った表情なんて見たことない


だって、ずっと、今まで俺の隣には笑顔の兄ちゃんしかいなかった…




「兄ちゃん…」


怖くて泣き出しそうになるのを精一杯堪えて
それでも何か声を出さなきゃ
沈黙が余計に怖かった
結果俺はその一言しか出てこなかった





怯える俺を見てか兄ちゃんの口元が歪む



「震えてんの?かわいーね陸」

「…っ…」


ビク!


伸された潤兄の手は俺を囲むように壁にゆっくりひっつく



「…辛い?」

「あ…っ」


俺の性器をパジャマ越しに兄ちゃんの手が触れた

優しく,なであげるように


「イけなかったもんな?さっき母さんに邪魔されて…」

薄いパジャマの生地を兄ちゃんのやらしい手が這う


「やめ、て…っぁっ」

「やめて?いいの?苦しいクセに…」

すり…すり

「っにいちゃ…!!んっ」

「…イきたいだろ?」


「ぁあ…はぁ…ん…」

頭が

下半身が熱い…今絶対熱上がってる…

喘ぐ息が熱…い


「…はぁ…っは…なっ…ちゃん…」


脳裏に何故かなっちゃんが浮かんで俺はそのまま声に出してしまった


頭がグラグラする…



―ッ!!


肩を掴まれ閉じた目の視界で何か回転したような感じがした


ドサ!と音を立てて身体がバウンズする




「う…はぁ…はぁ…」

重い瞼をこじ開けると潤兄が視界に大きく写った



ゆっくり近付いてくる…


そのまま兄ちゃんの顔は
俺の真横に落ちた




兄ちゃん…?



















「もう、このまま犯してやろうか」

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