官能小説!(スマートフォン版)

トップページ >> その他 >> 隠れんぼ20

隠れんぼ20

[8260]  ザクロ  2008-05-19投稿
「若いっていいなあ」

おじさんが茶化す。

「りぃ子の彼氏、見てみたい気もするなあ。」

「あなた、悪趣味ねえ」

「冗談だよ、」

「で、どこ行くの?」

ワクワクしたような聞き方のおばさん…

「ああ、あのスーパーか、あれは一度行ってみようと話してたんだけど、ウチもまだなのよ。」

「あんな広い店、迷子になるから気をつけろよ」

ちょっと話したら、結局おばさんに根掘り葉掘り詮索されてしまった…

「あら?山根さん?」
隣に乗り込んで来た中年のおばさんが、吊り革につかまりながらおばさんに話しかけた。
偶数の再会らしい。ひどく懐かしそうに会話し始めた。
おじさんは軽く会釈して、私と窓から流れる景色を眺めてた…

「あそこは今度りぃ子に案内してもらおうと思ってたんだけどな」

「……」

「いやか?」

私は首を横に振る…

「あの…早めに終わったら…」

ヤダ…何言ってんの、私ったら…

「アハハ、デートの邪魔をするつもりはないよ」

「買い物に誘われただけだから…」

おじさんは探るような視線で私を見た…

感想

感想はありません。

「 ザクロ 」の官能小説

その他の新着官能小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体 - PC版へ
© TagajoTown 管理人のメールアドレス