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あいのかたち 6

[4910]  2008-09-27投稿

「身長もそんなに高くないし…。その上男子校だったから…女の変わりに…ね。」


「それって…………」


「…集団レイプみたいなのが
毎日でさ…無理矢理ひと気の無い場所に連れて行かれて………」


「もういいよ。」


俺は痛々しく笑みながら話す姿を見ていられなくなり
思わず詩喜の体を抱きしめてしまった。



「ひろ、あき?」

戸惑う詩喜の声。


「ごめんな。
…これからは俺がお前を守るから。」



「………うん。」




そっと背中に回された手からは詩喜の体温が伝わっていた。

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