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待たないよ3

[6634]  しらき  2009-03-31投稿
「だって…変な事しようとしただろ」

「へんってー?」

「…顔、近かった」

「何されると思ったの?」

う…こいつ…

「予鈴なるから俺行く」



―絶対からかってる。

そう判断してこの男の手から
逃げるようにその場を去ろうとした

だけど目の前にあったのは腕で俺の顔を挟む形で壁に押し当てられている


「ふふ」

(なんだその笑い…)

「…まだ何かあるのか?」

「ちゅーされると思ったー?」

「…っいいだろその話は…」

払いのけてやろうと腕に力を込めた
その腕は予想外にあっさり引いたかと思うと

素早く俺の顔を掴んだ

「正解」

「…っ!…んうっ」

一瞬何が起こったか分からなかったがぴちゃぴちゃと鳴る特徴的な音に異物が侵入してきていると認識した

「んっ!…っんンっ」

かなりの嫌悪感。

ヌチャヌチャ…
だけどその音が、思考を変にさせる。

息が出来ないくらい舌を絡ませ続けられて酸素を求めた

「ふ…ゃめ…ハァッあ」

「ん…は……」

クチャッと音を残して
やっとの事で解放される

「は…可愛い。」

「ごほっ…けほっ…ばか…!」
「…あれ?大丈夫野原ー」

そう言いながら心配そうに頭を撫でられた
(何で頭なんだ…)

「野原、もしかして初めてだった?」

こいつ…最低だ。

「…どうでもいいだろ…っ」

「や、意外だったから。遊んでそうに見えるのに」

初対面で変な事を言われ
こんな事までされて
挙げ句最悪の一言

こいつ、すごい失礼な奴だ。

「あんたは見たまんまチャラい…」

ムカついたのでそう言ってやると
弱ったなーとかなんとか言いながら軽くあしらわれた

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