官能小説!(スマートフォン版)

デスク

[6286]  2009-04-17投稿


「倉石さん。この後って空いてます?この資料について聞きたい事があるんですけど…。」



申し訳なさそうに
眉間に皺を寄せて今年入社したばかりの藍原 要が訪ねてきた。



「空いてるよ。
これ終わったら話し聞くから、ちょっと待っといて。」


「ありがとうございます!
待ちます!」




嬉しそうに笑ってそう答えた。





「藍原?終わったよ。」


向かいの席でウツラウツラしてる
藍原に声をかける。



「あ、はい。すいません…ぼーっとしてました。
それで、資料なんですけど…。」



「どれ?」

藍原が隣に移動して来て資料を手渡す。



「ああ…これか…。」


「はい、それで……」



俺は藍原が訪ねてきた事に
説明下手なりに出来るだけ分かりやすく説明した。




「ああ、なるほど。
倉石さんのお蔭で分かりました!ありがとうございます。」


「いえいえ。あんな説明で分かったんだから藍原が凄いよ。」


「そんな事ないですよ。
倉石さんの説明が分かりやすくて、助かりました。」


藍原にそう言われて微笑まれると、なんだか照れてしまい、それを隠すように俺も微笑んだ。

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