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鬼畜なアイツ 20

[2763]  ねこ・番号間違いしたかな?すみません(汗)それと長くてごめんなさい  2009-07-18投稿

「桜…ヤラシイ(笑)」

からかう唇、リイチ、ダメだ、考えが…まとまんない…!

容赦ない指先…敏感すぎる場所をつままれたり、弾かれたり…ふいに夜の空気に肌が晒され、シャツを捲られたことに気づく。

「綺麗だね、桜…。ここキスしていい?」

いやらしく伸ばした舌で散々いじめられたとこを舐められる。
静かな庭に響く、水の音…どこまでも卑猥で、俺は身をよじる。


肌が粟立ち、食い縛った歯から吐息が漏れる。

「ああ…っ、ど…すれば…い…のぉ…」

涙が溢れる。
苦しくて、嬉しい。
相反する感情の波…。

俺は薄目をあけた。
恥ずかしさで、快感で溜まった涙が横に伝う。

リイチは顔をあげて、微笑んだ。
舌先で、涙を拭う。

「しょっぱい」

「…ば…バカ……」


月明かりを背にして、乱れた様子のないリイチ。
でも、氷の目が、俺を見つめるその目が、激しく求めている。

意地の悪い手つきで、ゆっくり…ゆっくり、晒された肌を撫でていく。

下腹部に迫る。

甘い感覚で溶けそう。
ああどうにか…なっちゃうよ、リイチ…。


「は…もう…だ、だめだっ…てや…だょ…っ」


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