官能小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> あなただけに 6

あなただけに 6

[2092]  ザクロ  2009-11-19投稿
「…そうだな。そうなのかもな…」
伸二はちょっと悲しそうに呟いた。
(…ゴメン…アタシ言い過ぎた。)

「いいんだよ。お前の言う通りなのかも…」

そんなにチャラいヤツでもないのかな…
アタシはコイツのこと殆ど知らない…

「今日は…妹になってあげるよ。約束だからね」

「ありがとう。」

確かに…今日の伸二は優しいと思った…
アタシに全然触らない。
アタシの方は、デートなんて、ホントはしたこともない…照れ臭くて、仕方なかった…
だけど、これはあくまでプレイだ。アイツの考えてることはやっぱアレしかない。

「麻緒、これ、可愛いよ」

地べたで出店してる安い装飾屋。
「そうかな…」
「んじゃ、これは?」
伸二の横顔が恥ずかしいくらい眩しかった。
こんなにベタなのに、なんだか胸が熱くなる…
いいって言うのに彼はネックレスを買ってくれた。

「似合う似合う」

ベタだよ、ベタ過ぎる…

「さ、何食べる?」
「何でも…」
「なんかあるだろ?」
「ラーメンかなんか…安いもんでいいよ。お金ないし…」

感想

感想はありません。

「 ザクロ 」の官能小説

恋愛の新着官能小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体 - PC版へ
© TagajoTown 管理人のメールアドレス